「聖の青春」
を観てきた。
大崎善生さんの作品を映画化したもの。
これ、昔読んだので内容はわかっている。
村山聖(むらやまさとし)。
日本将棋連盟九段。
29歳で亡くなった。
その村山聖氏の話。
村山聖役は松山ケンイチ。
本人のことは知らないらしいが、後ろ姿とかよく似てた。
演技もなかなかのもの。
で、疑問。
なぜ羽生善治三冠は実名で、途中出てきた
田中章道(中田章道七段)、
荒崎学(先崎学九段)、
橘正一郎(滝誠一郎八段)、
〇〇(何か忘れた)寅彦(田中寅彦九段)
あたりは実名じゃないのか?
その割には山崎隆之八段(連盟関西道場の受付役)とか、
中村真梨香女流三段とか山口恵梨子女流二段とかが出てた。
連盟が協力的なのか、非協力的なのかよくわからん。
大崎氏は過去に連盟ともめてた記憶があるが。
大崎善生氏と言えば、
当時の将棋界のアイドル高橋和女流三段を嫁にもらい、
泥棒とまで言われ、うらやましがられた人物である。
羽生善治役の東出昌大なんかはしぐさも羽生三冠っぽくてよかった。
最も素晴らしいと思ったのが、師匠の森信雄七段役のリリー・フランキー。
似てるわけではないが、森先生っぽさがよく表現されている。
森先生の面倒見の良さもよく表現されていたように思う。
森先生の結婚式のシーンも欲しかったな。
環状線が映るあたりは、天満駅から大阪駅の間の映像に続き、
なぜか弁天町駅あたりの映像になって、福島駅に降り立った。w
こんなん、既に福島駅通過しとるやん。
内容は、原作とは当然違う。
時間の制約があるから原作のままは無理。
時間的制約の中で、なんとか詰め込んだ感じ。
車にリバースされたのは先ちゃんじゃなくて佐藤康光やった記憶がある。
牛丼のところとかはスルーされるかと思ったが、入っていた。
原作では羽生を誘ったのは更科食堂やった気がするし、
食べたのはサンマ定食やった気がする。
最後の方、横の席のご婦人は涙して観ていた。
将棋ファンからしたら知ってるし、涙するシーンは無いような気がする。
そもそも、最後の言葉は
「2七銀・・・」
のはずなんやが・・・。
ま、映画としては普通に楽しめる。
後ろ姿とかがよく似てると書いたが、なぜ知っているのか?
子供のころに関西将棋会館の道場に2月に1回程度の頻度やが通ってたから。
その際に小汚い、太った奴を見かけたことが何度もあるから。
それが奨励会時代の村山聖。
彼が四段になり、将棋世界かなんかに写真が載った時に気付いた。
谷川浩司名人と指した、将棋世界の企画の角落ちの対局の記事をよく覚えている。
谷川名人も彼の当時の事情を知らんからか、
「村山君、君は将棋は強いけど、爪は切った方がいいよ」
と、書いてあった。
俺の村山氏への印象と同様、事情のわからん者からしたらそう思うのはしゃ~ないわな。
長年将棋は指してないし、関西将棋会館の道場には行っていない。
映画の中では当時と道場のレイアウトが違う気がするが、変わったんでしょうかね。
会館の文字の位置が変わったのは前から知ってたが。
映画の後、更科食堂に行きたくなった。
調べたら定休日やった。
確かに、平日にしか行ったことない。
知らんおっちゃんと相席になり、
なんか話がはずんで、おごってもらった記憶がある。
で、牛丼に変更のつもりが、天五の十八番に行ってもうた。
(よこ・ω・づな)

