男は独り道を行く -44ページ目

男は独り道を行く

誰も旅の途中

進むと下り。
が、ちょっと下ったところで迷う。
案内は無い。
真っ直ぐなんやろか?
それとも右手に下るんやろか?
真っ直ぐは人の通ったような形跡は無い。
右手は少し歩きやすそう。
でも、単に水が流れるルートの可能性もある。
GoogleMapで調べるも、北西へ進めの案内。
どっちが北西やねん。
案内が無いってことは真っ直ぐと判断。
しばらく進むも、草木で歩きにくい。
これは間違えてるなと判断し、戻る。
そして下る。
が、前方に
細いとはいえ倒木や。
写真ではわかりにくいが、完全にとうせんぼ。
草木を極力避け、なるべく足が埋まらない場所を選んで通過。
寒い時期やからええけど、
暖かくなるこれからの時期はマムシが怖い。
そんな時期やったらここをよう通らんわ。
この時の時刻が12時29分。
ほんの数メートルに30分かかっとる。
普通に行けば1分位の距離。
これでもまだこの道が合ってるのかわからん。
峠で道を1本間違うたら山1つとか違うてくるからな。
でも、行かなしゃ〜ない。
5分ほど進むと、
やっと遍路道のマーク。
合うててよかった。
30分ほと進むと
またこんなんや。
よく落石注意とか看板があるけど、
喰らう時は注意しても喰らいまっせ。
急いで通過した。
程なく、
分岐点。
この時点で13時04分。
今回は番号順に打つと決めているので左手へ。
少し進むと33号線。
そのわきの道が遍路道。
その辺りでスマホチェック。
すると、着信やらSMS多数。
峠は結構電波圏外やったらしい。
有給休暇なんやから緊急以外は連絡せんといてほしいのにな。
しゃ〜ないから電話すると、急ぎではない。
そんなん、業務日誌に書いといてくれたらええのに。
わからん事は後日聞くから。
ってか、書いとかなあきませんやん。
13時32分、
久万小学校。
予定ではこの時間には44番大寶寺に着いてる。
迷ったのが痛い。
しかし、内子町もそうやったが
田舎の学校は建築物が美しい。
ワシらの頃はアスベストとか使いまくりやったし、
美観も何も考慮されてなかったもんな。

この先、どんだけ時間を詰められるか?

(よこ・ω・づな)

10分ほどで
真弓休憩所に到着。
かなりの空腹。
買っておいたおにぎりを食べる。
が、ここにはトイレは無い。
特にトイレに行きたいわけではないが、
不安なんであれば済ませたい。
10時22分出発。
目の前は
真弓トンネル。
710mもある。
またこのトンネルの暗いこと。
スマホのバッテリーは貴重なんで、
ガラケーのライトを点灯させて歩く。
10時34分、
トンネルを抜けるとそこは
久万高原町だった。
てくてく歩くこと1時間。
11時34分、
農祖峠との分岐点。
このまま進むルートもある。
俺は農祖峠の方へ進む。
かなり整備されており、歩きやすい。
結構な勾配。
ここを登ると、
11時57分、標高651mの頂上。
景色は大して良くないw
登ったら下らなアカン。
さて、苦手な下り。
ここで時間をかなりロスし、後に影響する。
この時はそんなことになるとは思わんかった。

(よこ・ω・づな)
歩きはじめ、8時50分に
小田休憩所。
すべり出しはまあまあ。
寒いが、
わずかとはいえ、桜が咲き始めている。
9時46分、
三島神社。
時速5km位か。
ここを少し進むと、
この表示。
雨の後なんで、車道をグニャグニャ行っても良いかと思ったが、
近道となっている遍路道を進むことにした。
この先は
こんな感じで歩きやすい。
少し進むと、
一瞬だけ車道と合流。
またわきを上がる。
上がるとまた合流。
この感じ、以前歩いた時に頭に浮かんだのが
「銀河英雄伝説」
で帝国軍がヤン・ウェンリーに消耗戦を仕掛けた作戦。
上がっても、上がっても、また車道やから。
10時丁度、
ここもわきに遍路道。
文字をよく読むと、
怖いことが書いてある。
積雪は無い(はず)。
でも、雨の後なんでぬかるみや倒木の可能性。
今回は最初から農祖峠を行くつもりやったんで華麗にスルー。
順調。
この分なら今日中に45番岩屋寺を打ち終えられる。
しかし、誰にも会わんな。
当然か。

(よこ・ω・づな)