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男は独り道を行く

誰も旅の途中

道の駅「天空の郷さんさん」から遍路道へ戻る。
記憶ではここから先が結構しんどい。
遍路道から33号線へ。
それをただひたすら歩くことになる。
緩やかな上りやし、
アスファルトやし、
車の通行量がそれなりにあって空気は悪いし、
太陽を遮るものは無いし、
人にも会わんし、
真夏なら乾物になりそうである。
なんぼか歩いたところで振り返ると、
こんな看板。
大阪人の俺からすると自由軒といえば
「夫婦善哉」の作者である織田作之助が愛した
「名物カレー」
の自由軒である。
でもこれはラーメン屋。
遍路道からは外れているが、
四国ではわりと有名なチェーン店とのこと。
「豚太郎」は行ったことがあるので、
ここも機会を見つけて行ってみたい店である。
桃李庵への入口となる場所。
桃李庵に泊まるならこの道を入る必要がある。
が、そうでない場合でこだわりが無いなら真っ直ぐでOK。
どうせ出るところは同じやし、
単に遠回りになる地道やから。
地図には入るようになっている。
俺は当然入ったが。
そしたらまた
こんなんよ。
木々に手を引っ掛けてしまい、少し切れて出血。
今回こんなん大杉!
登った地道を下って33号線へ。
少し歩くと休憩出来る場所があるのは知っている。
12時12分、
ここ、皿ヶ嶺登山休憩所である。
ここで休まな三坂峠を超えるまで休む場所が無い。
確か以前はこの付近に自動販売機があったような。
でも見当たらす。
とりあえずパン工房で買った
「牛すじ煮込トマトカレーパン」
を食う。
これもトマト塩パン同様、
パン生地にトマト。
トマトの風味。
が、この食事が重大なミス!
残りのドリンクを飲み干してしまった。
そら、カレーパンなんか食ったら喉乾くわな。
過去の記憶をほじくり返すも、
この先の三坂峠入口までに自動販売機は無い。
かなりヤバいことになった。
どっかに自動販売機が設置されていることを祈るしかない。
12時20分、
短い休憩を終えて出発。
15分程で
三坂遍路道保全道の入口付近。
ここからは道路を渡り峠となる。
とうとうドリンクを買えず。
最悪小便でも飲むか。
そこらへんの川の水より菌がおらんだけマシや。
そう思い諦めそうな時、
なんか見えた!
この道を渡らずにほんの50mほど進むと、
自動販売機発見!
そら遍路相手に限定しても売れるわな。
他に自動販売機はないからな。
とにかく助かった。
ドリンクを2本購入し、
12時45分、
三坂遍路道保全道へ。
なんかまたゴチャゴチャ書いてあるが、
行くしか無いのだ。
台風被害の場所が無ければ良いが。

(よこ・ω・づな)
道の駅「天空の郷さんさん」。
敷地に入ってすぐベンチ。
トイレもすぐ横。
とりあえず荷物をワキに置く。
遍路っぽい方がおられるたので話しかけてみた。
今日の宿は同じのようだ。
わが軍の若き和製大砲の吉田正尚選手出身県の方で、
10年くらいかけて少しずつ歩いているらしい。
この方、実はここに来るのは2回目。
というのも、娘さんと二人で来られていた。
聞くと、
この間は一緒に来られなかったので、
今回は娘さんの付き添いのとのこと。
歩きは時間、お金、健康の全てがそろわないと出来ない。
ある種最高の贅沢である。
そして、歩かないと見えない景色がある。
目に見える景色もやが、
人との出会いなども含めた色んな景色が。
この辺のことはわからん人はわからん。
のうのうと
「止まれば見える」
とか、わけのわからんことを言う。
どう説明しても本質がわからない。
何とかの壁なんで仕方がない。
何も歩きが偉いとは思ってないし、
昔の人も車があれば乗っていると思う。
否定はしないが、何とかの壁である。
車のメリットは、何と言っても安くつく。
時間も取れるので、
歩きよりもゆっくり拝観出来る。
これらの話などをしていたら娘さんが戻ってきた。
上記の理由があるので少々変則的らしい。
昨日は八丁坂に泊まり、
娘さんだけ岩屋寺を打ってきたという。
で、俺と同じ道を通ってしまったらしい。
ここにも被害者w

食料調達へ。
中に入る。
一番に目が行ったのが柑橘類。
知らないが手頃な物があったのでどんなのか聞いてみた。
美味そうなので購入。
他、数点。
買ったのは
はるか(200円)
焼きおにぎり(130円)
値引になってるパンの詰め合わせw
この焼きおにぎりは名物らしいし。
食ってみるも、ぺっちゃんこ。
よくわからん食い物やった。
パンは歩きながら小腹が空いたら食うためのもの。
はるかは、結果的に遍路の間には食わず。
重りを買ったようなもの。
帰ってから食った。
説明では文旦のジューシーな感じとのこと。
食べてみると、文旦とは違うがジューシー。
甘みも強く、爽やか。
少々しなびてしまってたのが残念。
来年、ええ時期を狙って箱買いやな。

すぐに発とうとしたが、敷地内に
パン工房発見。
入ってみた。
購入したのは
トマト塩パン(80円)
牛すじ煮込トマトカレーパン(160円)
の2点。
これはトマト塩パン。
生地にトマトが織り込まれている。
結構なトマト風味。
カレーパンはここでは食べず。

10時54分、
ここを発つ。
ランチバイキングとか色々あった。
別の機会にまた来たいと思った。
このまま進んでも同じ場所に出るが、
もと来た道に戻る。
やはり遍路道を歩きたい。
俺はそういう人種やし、
求める景色もそこにあるから。

(よこ・ω・づな)
古岩屋荘のところの自動販売機でドリンクを購入。
昨日の道を打ち戻る。
ただし途中までで、今度は正しい道を行く。
昨日見た不動明王が見える。
光の加減で少し見え方が違う気がした。
案内を見落とさないように注意して進む。
こちらからの道は紛らわしい案内が無いようだ。
案内を発見し、その道を進む。
8時48分、
案内通りに来た道。
昨日の道とは雲泥の差。
かなり気持ちよく歩ける。
どちらからでも、
どちらへも、
昨日の道も、今日の道も同じ場所にたどり着く。
だから昨日の道も間違いでは無い。
でも、あれは無いわ。
近年、色んな団体が案内を出し過ぎ。
それで混乱してしまう。
同じ方向なら良いが、
道が変わっても変更されていない。
俺は発見しなかったが、
完全に朝鮮文字のものまであるらしい。
駅などの案内でも思うんやが、
グローバリズム化で日本語と外国語の併記が増えた。
でも、あれって外国語は英語だけでええやろ。
海外に行こうって人は最低限の英語(単語)はわかるやろ。
何で朝鮮文字や支那表記まで必要なんや?
朝鮮文字表記のものを見つけたら剥がす人もおるらしい。
俺もその心境。
こんなのを認めてたら四国遍路まで起源は朝鮮と言われかねん!
前田日明氏(帰化済)によれば、
カール・ルイスは同胞と婆ちゃんが言うてたらしいしw
ただ、俺は発見することが無かったが。
それはさておき、
こちらの道もそれなりに高い位置まで登る。
それでも景色や道の差、
かなり快適。
9時05分、
12号線との合流地点に出た。
44番大寶寺方面から来た場合、
左手奥に見える小屋が目印。
これが見えたら地道の方に入る。
これが正しい。
ここから50mくらい進んだところでこちらに来る方が。
間違えないように、この件を伝えた。
あとはほぼ来た時と同じ道。
犬みたいなもんなんで、来た道は覚えている。
9時41分、
峠御堂トンネル前。
入口に箱があり、
危ないのでタスキを取って装着するように書いてある。
トンネルを抜けると
休憩所。
左手に
こんな案内がある。
当然この道へ。
やはり歩くにはこの種の地道が足腰にやさしい。
気分も良い。
10時丁度、
ここを抜けて12号線と合流する地点の前方、
テニスかなんかしてるのが見える。
JKかJDでしょうか、
相変わらず邪念の抜けない俺w
そこは公の施設(久万公園)のようだった。
左手には44番大寶寺への車道と思われる道も。

この先のために食料を調達する必要がある。
この先にはコンビニがあるので、そこを目指す。
その時、前方に遍路と思われる人発見。
なんか追いつきそう。
よそ見をしてる間に消えた!
タヌキにでもばかされたか、
それとも昼間に見る幽霊か?
どちらにせよ面白いやないか。
そう思いながら現在地と、
付近のコンビニブランドをGoogleMapで検索。
すると、道の駅があるのを発見。
目的地をそちらに変更。
10時17分、
道の駅「天空の郷さんさん」
に到着。
ここで休憩しよう。

(よこ・ω・づな)