マムシの居ぬ間に遍路 その20:51番の不思議な力 | 男は独り道を行く

男は独り道を行く

誰も旅の途中

50番繁多寺を出てすぐといっていいあたりに
花が咲いていた。
桜ではなさそう。
アーモンドか?
道は知っているので特に迷うことはない。
でも、前回から年数が経っているから景色は変わってる。
こんな店あったかな?
とか。
先程までの札所よりは少し距離があるが、
10時39分、
51番石手寺に到着。
この石手寺には衛門三郎の伝説がある。
前置きは省略するが、
衛門三郎が亡くなり月日が流れたある日、
この地の国司に子供が生まれた。
その子は手の中に石を握っていた。
そこには
「衛門三郎再来」
と書かれていた。
後にこの子は誰からも慕われる立派な国司になった。
これがこの寺の名前の由来(諸説あるが)。
て、上の写真がそれをあらわすもの。
イチロー選手の背番号も51。
51って何か特別な数字なんやろか?

こちらが本堂。
大師堂。
道後温泉が近いこともあり、
流石に人が多い。
何や、これは?
「元気再生の輪」らしい。
よくわからんが、とりあえず潜っておいた。
ウロウロしてると雷鳥さん登場。
山門の方に向かうとネコちゃん。
よくネコちゃんに会うなぁ。
でもこいつ、呼んでも見向きもしない。
逃げるわけでもないけど。
何かポリシーでもあるのか?
まさか、なめ猫ですか?

出口付近の店で昼食にしようと思ったが、
表で売っていた焼き餅を購入。
名物なんやが、
ま、
普通。
餅やから当然か。
食べていたら雷鳥さんがやってきた。
ここからしばらく一緒に歩くことにした。

(よこ・ω・づな)