分岐点でB女子と別れた。
へんろみち保存協会の地図にある道の方向へ。
その道、
普通のアスファルト。
逆打ちの方数名とすれ違うものの、同じ方向へ行く徒歩の者はいない。
ただ、天候が良好なのでロードタイプの自転車は多数。
この辺が田舎のメリットですな。
都会ではこうはいかない。
そしてツーリングのバイクがものすごく多い。
GWの四国は雨の予報やったんで、ツーリングを中止した人も多いと思う。
その人たち、残念でした。
途中、アスファルトではなく山の中を歩くルートがあった。
が、地図を見ていなかったため、その道を見逃してしまった。
結果的にはずっとアスファルトを歩くことになる。
何気に、これがつらい。
今回は全然問題なかった足のマメ。
なんかマメができる予感がする。
足の裏が熱いというか、ダメージがきている気がする。
山の上の道なんで涼しい。
とても歩きやすい気温ではあるが、日光が体力を奪う。
なので、水分補給はまめにしながら歩く。
しかし、室戸岬まで歩く時と同じような気分になる。
なぜなら、道しかない。
たまに喫茶店みたいなのはあるが、
基本はアスファルトの道、
景色は山の木々。
それだけ。
バイクの数が多いが、アッという間に行ってしまうのでいないのと同じ。
これ、時期によっては何も通らんぞ。
頭の中ではなぜか役所広司が歌う
「独行道」
がリピート。
これは大昔、犬HKの宮本武蔵の中で1回だけ放送された曲。
レコード化もされなかったが、ようつべにあがっているとか、いないとか。
道が単調なため、現在地もよくわからない。
でも、道はこれしかない。
歩いている時間で判断するしかない。
そう思いながら歩いていると、自動販売機発見。
すぐに駆け寄る。
同時に、向こうからやってきたバイクも自動販売機へ。
久しぶりに人間を見た気分。
アクエリアスを購入。
汗をかいた場合、水だけの補給やと危ない。
この何日か前、足摺岬の方で歩き遍路が熱中症から亡くなったと聞いた。
水分補給がお茶やったらしい。
お茶やコーヒーは逆に利尿効果があるからアカン。
ミネラルがあるから麦茶はええのかな?
基本的には塩分や糖分もとらなアカン。
理想は倍くらいに希釈したスポーツドリンク。
そのままやと糖分が多すぎるから。
なので、残っている水の中にアクエリアスを入れて飲んだ。
(よこ・ω・づな)