空海の超獣チェーン5 ふれあいの里さかもと | 男は独り道を行く

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誰も旅の途中

道の駅より送迎してもらう。
本日の宿は

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「ふれいあいの里 さかもと」(1泊2食付 7,020円)
ここは廃校となった学校を利用したもの。
今や有名で人気の宿。
20番鶴林寺登山道のすぐそばに「金子や」もあるけれど、
以前泊泊まったし・・・・。

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うまくパノラマを撮れなかったので校舎が曲がってもうてる。w
右手には体育館があり、何やら運動が行われていた。
校庭にはBBQの設備もあり、到着した時は煙がモクモクあがっていた。

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中はこんな感じになっており、「ゆこう」という部屋。
元職員室らしい。
部屋の隣になる場所に洗濯機、乾燥機ともに4台も。
歩き遍路にはありがたい。
極楽寺なんかは1台しかなかったもんな。

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部屋は12畳くらいあった。
予約した時、相部屋でも良いかと尋ねられた。
大部屋に一人で泊まるのは勿体ないし、
こういう機会しか相部屋なんてのは無い。
歩き遍路の場合、宿は限られている。
なので、当然OKと返答。
結果的には相部屋にはならず。

すぐに風呂へ。
同時に数人入れる大きさ。
風呂上りに洗濯。
その際に
「こんにちは」
という声。
他の女性宿泊客である。
知人女性に結構似ているのでちょっと驚く。
雰囲気も。
挨拶だけして洗濯。

夕食は18時。
食堂へ行くと料理のところに名前が書いてある。
O夫婦は既に着席している。
全員で7人。

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鮎がいい。
ただ、地元の天然物は高すぎて出せないため、養殖物とのこと。
その他も手作り感が良い。
こういう料理が一番ありがたい。
変に豪華にしようとして出来合の物がたっぷり出る宿も中にはあるが。
ごはんは勝手によそってもいいようだ。
汁物は後から出てきた。
要は、がっつき過ぎた。w

ちなみに宿の好みは
宿坊>=民宿>>>ホテル>旅館
である。
ここは民宿扱いでええのかな?

正面の席には逆打ちをされている先達。
O御主人はノンアルコールビールを欲したが、無かった。
聞くと、下戸らしい。
アルコールには弱いけど、味は好きなんでしょうな。
先達のA氏のことを聞いてみると、今日は金子やに泊まるらしい。
先達と洗濯場であった方(S氏とする)は熱燗。
俺は基本ウィスキー派なんで注文せず。(ウィスキーは無かった)
このメンバー、ほぼ全員が複数回経験者のうえ、ほとんどが女性。
なので、色んな情報を持っている。
みんなよく喋る、喋る。w
最も有益だったのは先達の情報。
21番太龍寺から22番平等寺までのルートに、少々遠回りだが良い道があるらしい。
これはへんろみち保存協力会の地図にはまだ載っていない。
口には出さないが、みんなその道を行く気満々のようだ。

部屋に戻る。
外は雨。
夜中のうちに止んでほしいものだ。
高揚しているせいか、全然眠くない。
でも、周辺からは音がほぼしない。
みなさんの安眠を妨げてもいけない。
日付が変わる頃、眠ることにした。
朝食は6時30分で、元の場所への送迎車出発は7時。
とりあえずガラケーのアラームは5時30分にセットしておこう。

(よこ・ω・づな)