三途の川の渡り方11 南蛮寺の掲示物 | 男は独り道を行く

男は独り道を行く

誰も旅の途中

タクシーで6番安楽寺に送迎。
各自行動となるが、少し話しかけてみた。
親子で歩いているそうだ。
親が連れてきたのかと思いきや、
息子が親を連れてきたとのこと。
その息子は高校生くらいかと思う。
宿とかも全て調べて、予約まで全て息子任せ。
7番十楽寺へは昨日詣ったらしく、少々ショートカットで8番熊谷寺へ向かうとのこと。

7時31分、7番十楽寺へ向けて出発。
が、安楽寺を出てすぐに迷う。w
右手か左手か。
たったの1.2キロやのに。
更に、靴の中に小石が入った模様。
これを軽視すると酷い目にあうので靴を履き直す。

7時49分、7番十楽寺に到着。
やっぱり道の記憶が無かった。
初回はいかに歩くのに必死やったのかわかる。
勿体無いわ。
歩き遍路は
時間
体力

全てを、どの手段よりも消費する最高の贅沢なのだ。

ここには宿坊がある。
いや、宿坊と言うよりホテルとも言われている。
宿坊からチラホラと人が出てきている。
ここに泊まるのも本当は有りなんよな。

納経所を出ると、同じ宿だった方が到着。
前日、イタリア人のお姉さんと少し話したらしく、見かけなかったと。
野宿するとかって言うてたらしい。
不思議なのが、なぜ来たのか?
きっかけが、イタリアの南蛮寺で日本にはこんなんがあるっていうポスターがあったからと言う。
唯一神とちゃうんか、基督教は。

確かに、ナゼか外国人が多く見られる。
以前はこんなにおらんかったのに。
お遍路シールも過剰なくらい増えている。
そして思ったのが、いかに西洋は休みを取りやすいかということ。
年間休日は日本の方が多い。
でも、長期連休なんてありえない。
ま、元々日本には盆と正月くらいしか休みはないからな。
企業はなんでも西洋のマネをしたがるくせに、こういうのは絶対にマネをせん!
アメリカではと言う癖に、英会話すらできない人が大多数やからね。w

8時15分、8番熊谷寺へ向けて出発。

(よこ・ω・づな)