チャンピオンリングを2つ持つレジェンド | 男は独り道を行く

男は独り道を行く

誰も旅の途中

今日もほっともっとフィールド神戸へ。
ブルーウェーブ復刻試合。

$男は独り道を行く-130414Bs01

今日のトークショーに登場するレジェンドは、

$男は独り道を行く-130414Bs05

田口壮氏。
ブルーウェーブ95年、96年のV戦士であり、オリックス・バファローズにも在籍した
“ ミスター・オリックス ”
である。
今日の試合に出られるような感じ。

$男は独り道を行く-130414Bs02

左手に注目。
そこに光るのは、夢の大地で手にしたチャンピオンリング。
拡大すると、

$男は独り道を行く-130414Bs03

“ TAGUCHI ”
と名前が入っている。

$男は独り道を行く-130414Bs04

セントルイス時代のものとのこと。
全員に手に取って見てもらいたい。
けど、これだけの人に回したら確実に帰ってこないからダメとのこと。w
日本人で初めてワールドチャンピオンになる瞬間フィールドに立っていた男である。

司会はいつもの通り大前さん。
95年、96年の優勝について。
特に印象に残ってるのは95年。
阪神淡路大震災の時で、選手も被災者。
来られる者だけでも来いとの仰木監督の指示で練習に駆け付けたらしい。
それで、仰木監督の発案で
「がんばろう神戸」
を右肩に掲げて戦った。
この時ほど人の願いや思いを感じたことは無く、それが力になり、本当に叶ったと言う。
アメリカでも2度のワールドチャンピオンになっている。
これはチーム選びが良かったとのこと。w

イチロー選手とのレフトとライトでの遠投キャッチボールについて。
本西さんが嫌いだったんで無視した。w
わけでもないようで、
最初はイチロー選手が投げてきて、それを本西選手に返していた。
次第に負けず嫌いの血が騒いで投げ返した。
それが名物になった始まりらしい。
この映像、今でもようつべにアップされてるので見られる。

海外で困ったこと。
言葉。
あいさつ程度しか出来ない状態で渡米。
移動の飛行機でなぜか毎回3列シートの真ん中。
他の選手が指定してるのを知り、やり方を教えてもらい解決。
ホテルでも英語がわからずに苦労。
トイレが壊れていた時、電話で説明できないためフロントに行ってジェスチャーで説明。
コミュニケーションをとる努力をして英語問題を解決したようだ。

コンバートについて。
大学ナンバーワン遊撃手として関西学院大学から入団。
イップスになり外野手へコンバート。
今でも内野にこだわりがあり、アメリカでも頼んで内野のノックを受けさせてもらってた。
外野の守備においても内野を知ってると違う。
イップスになって送球が出来なくなった。
その感覚は今でも残っている。
1年目に
「守備範囲は球界一やけど、送球範囲の球界一」
と言われたらしい。
3メートル60センチの一塁手が必要とも。w
横幅は李大浩選手で足りるとも。w

田口イズムを受け継いでもらいたい、受け継いでる選手について。
個別には無い。
というより、選手みんなに感じてほしい。
自分は阪急ブレーブスの伝統を受け継いだブルーウェーブに入団。
その歴史や伝統を感じ、大切に受け継いできた。
その上に自分がいるから。
これは大切な事。

優勝の瞬間にボールをキャッチした。
なのに、テレビではいつもイチロー選手のガッツポーズのアップ。
これについてどう思うか?
テレビ局の事情などを考えるとしゃ~ない。w
悲しいけど、しゃ~ない。w
そのボールは仰木監督に渡してしまった。
持っていたら今頃オークションで・・・。w

西宮北高校の坂と、野球とどっちがキツかったか?
体力的には坂。
野球は精神的にキツイ。
西宮北高校は
「涼宮ハルヒシリーズ」
の舞台にもなっている、田口氏出身の高校。
最近、痛車を高校の近所で見かける。w
この質問は元近鉄バファローズのマスコットボーイの「マー坊」さんからのもの。w


メモってないので現在思い浮かんだのをザックリ書くとこんな感じ。
今までで最高レベルの人数が集まった。
最近までラジオ番組も担当していたこともあり、話は面白いし上手い。


最後は喧嘩別れみたいな感じで退団した田口氏。
メジャーからマイナーの底辺まで経験した田口氏。
球場で田口ユニフォームを着ていた俺。
バイクの鍵に付けてるキーホルダーも田口キーホルダーの俺。
今度は指導者として戻ってきてることを願う。


(よこ・ω・づな)