
8R、TKOで勝ってコーナーに上って叫ぶ井岡一翔=大田区総合体育館(撮影・今野顕)
プロボクシングWBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ(31日、東京・大田区総合体育館)王者の井岡一翔(31)=Ambition=が同級1位の田中恒成(25)=畑中=に8回TKO勝ちで2度目の防衛に成功した。【写真5枚】田中恒成に勝利する井岡一翔 自身に次ぐ日本男子2人目の世界4階級制覇を狙った6歳下の挑戦者を退けた。井岡は5回、左フックでダウンを奪い、試合の主導権を握った。6回には再び左フックで田中に尻もちをつかせた。8回にラッシュをかけると、レフェリーが試合を止めた。 新型コロナウイルス感染拡大のため、他団体王者との統一戦、海外での試合という青写真は軌道修正を迫られ、国内での試合を受け入れた。コロナ対策として、29日から試合会場近くのホテルで隔離生活を送った。接触しないように妻の恵美さんの手料理を部屋の前に置いてもらい、減量後のリカバリーに努めた。 ミニマム級で世界王座を獲得したのが2011年2月。17年末に引退表明して驚かせたが、復帰3戦目で王座に返り咲いた。日本男子最多の世界戦16勝を挙げた実績、経験が支えになっている。9度目となった大みそかのリングで、日本人対決を制しベルトを死守した。
結果は井岡チャンピオンが見事に防衛を飾りました。
やはり、チャンピオンは強かった…。
しかし、実力者同士の一戦だけに好試合でしたね。
両選手共にお疲れ様でした。