毒親育ちは、「親の要求を叶えた時」だけ、愛された。

「ありのままの自分」では愛してもらえず、時には邪魔者扱いされた。

そこから生まれた、
「私なんか、いない方がいい」
という幼児期からの洗脳は、何十年も心を支配する。

つまり、毒親に対する怒りのベクトルが、逆に自分自身に向けられて、「他責」から「自責」になるわけです。

毒親を、心から憎み切れない子供の優しさですね。

しかし、やはり親子であれ何であれ、

・調和の取れていない人間関係
・誰かの犠牲の上に成り立つ人間関係

こういったものは、精算すべきです。

怒りが蓄積されて、社会全体の不和の総量を増やす事にもなる。

自分が心から幸せを感じる事が、社会への貢献の第一歩ですから。