「当時の妻は、終戦時に主人が自決すると言ったら、自分も一緒に自決したと思います。
当時はみんな、負けたら死ぬ覚悟でしたもの。
ただ、やはりそれは『負けたその時』じゃないとダメですね。時間が経ったら、難しいと思います
だから戦後、進駐してきた米兵を見てカッコいいと思いました(笑) 人間て、そんなものです(笑) 
GHQの精神侵略から日本の精神や文化を守らなければ、とかはなかったです。
とにかく、その日を生きるのに精一杯なんですよ」(空襲経験者の女性)
                       
「人生は、先に苦労しとかないと駄目。それが後で肥やしになるから。
人生、死んで終わりじゃないんだよ。
デタラメな生き方していても、ちゃんと最後には帳尻が合うんだよ。
テレビの芸人を見てご覧。
ありゃ、男は与太者で女は売春婦だよ。
簡単に別れて次々と相手を変えてまた簡単に子供産んで…。そんなのみんな死んだら地獄行きだよ。
人生、上がる時は倍の努力が必要だけど、下がるのは簡単なんだよ」(ある軍人さん)

「私の連隊には3000人いて、私はその手紙を検閲する立場だったんですけど…。
3000人のうち、2800人から2900人は小学校しか出ていない。
だけど、書かれた手紙はみんな字が綺麗で、中身も立派でした。
昔は小卒でも漢詩を作れたからね。
大学というのは、研究する場所。
だから教育は小学校の12歳までにやらないとダメ。
方言だって12歳までに身についたものが抜けないんだから」(常盤盛晴 陸軍大尉)

「男らしさの喪失が、DVの増加を産むんだ」(ある戦争経験者)

「戦争は、その足音が聞こえないうちにやって来ます。だから耳をそばだてて、世の動きに敏感にならなければダメなんです」(ある戦争経験者)

特攻隊の生き残りから学校の先生になった織茂領 先生が、不良でツッパリの教え子達を諭して…。
「中途半端な事は止めろ。
その代わり、覚えときな。いいかい。
男がツッパる時っていうのは、命を賭けてツッパるんだよ」
 
「負け戦の悲惨さを考えずに戦争を美化する人間の話は、信用できない」(陸軍軍人 坂上多計二 先生)

「ヤンキー魂というのは、大したもんよ。大和魂に負けんもの持ってるよ。
ある部分では向こうの方が上かも知れない」(紫電改パイロット 笠井智一 先生)

「日本人の精神の衰退は、明らかに戦前世代の減少に比例していると思います」(ある戦争経験者)

「人生の縁とか運命って、自由意志で選んでいるように見えて、実は見えない何かに引っ張られて、支配されていると思います」(ある戦争経験者の方)

Q「終戦後10年くらいは、食べて行くのに精一杯で、子の世代に日本精神を伝えるという事まで、手が回らなかった。
しかし食べ物を後回しにしても、日本精神を次の世代の子供達に伝える事を優先するべきでした。
後になって、しまった!と思ったけど遅かった」
(ある陸軍軍人)

「(敵兵を)肩から斬ったのでは死にません。斬るのではなく、突かないと。
だいたい、三回突いたら死にます。
(中国大陸では)死んだ敵兵も、埋めてあげました。死んだらお互いの遺恨は無しです」(常盤盛晴 陸軍大尉)

「陸軍士官学校で最初に教わったのは、切腹です」(ある陸軍士官)
 
「実戦を経験すると、個人の生死なんて超越するんです。意識が五次元になるんです。
死線(四線)を越えて、五次元になる(笑)」(常盤盛晴 陸軍大尉)

「知識を教える前に心や覚悟を教えるべきです。
だいたい知識とか理性崇拝とか言っている時点で、心が無いです。
しかし人間。心がある奴には勝てないです。
その点、武士。日本陸軍は覚悟を決めています」(ある陸軍軍人)