国民精神の根幹は、
過去への切なる追憶により、
歴史の源流に回帰する事  

我々が、「古いもの」「野蛮なもの」「アジア的で未開で遅れたもの」と置き去りにしてきた価値観。 
それをもう一度取り戻す事で、民族は再生する。 
 
これを忘れてきた事が、現代日本の閉塞感。  
国家発展の原動力は、その国家民族の価値観に回帰する事によって可能となると、私は考えます。

つまり、日本の現状の行き詰まりを打開する鍵は、伝統への回帰であり、復古。

大化改新も古代への回帰であり、建武の中興は大化改新への回帰でした。明治維新は神武創業の昔に。

精神文化は、過去に対する切なる追憶の上に成り立ちます。
不思議な事に、それにより、現代の現し世にいる自分が、過去の自分や過去の社会とつながる。  

今の社会の閉塞感と経済不況を、
日本精神復活の奇貨に

今までの間違えた常識を地滑り的に崩し、災い転じて福と為すべき。
あなたの手を、日本を創った全ての先人が支えている。  

経済復興を含めて日本の再興は、
日本精神への回帰なくしてありえない   

※長引く不況は、日本人の魂を失った事への警鐘? 
 
物質文明は、過去否定の上に成り立つ
 
資本主義も社会主義も、経済上の唯物主義。  
今や資本主義こそ、共産主義の温床。
共に唯物論的であり、個人主義的。

例えば、今年の携帯電話は、5年前の携帯電話よりも進化している。
つまり現代社会は、過去の伝統を破壊する事が進歩であるという価値観に基づいている。
しかし…

過去や現在を否定し、
未来にのみ理想を目指すのは共産革命の思想

西洋的な科学文明は、その恩恵と同時にその背後に悪魔性が潜んでいる。 
「科学」の「科」は「罪科」の「科」。
つまり資本主義も共産主義も実は、近代西洋を親とする異腹の兄弟です。