「日教組の教育が悪かったから、戦後の日本が無責任社会になった」

のではない。

「大東亜戦争の指導者達の『敗戦責任』の追及を曖昧にしたから、戦後の日本が無責任社会になった」

のです。
これこそが戦後日本社会の道徳的腐敗の根源です。

つまり日本は、

「山本五十六達、真の敗戦責任者達の名誉」

を守るのと引き換えに、

「世界でもまれな無責任国家になってしまった」

というわけです。
「山本五十六達、少数の敗戦責任者達の名誉」を守った代償として。
「五十六の名誉を守って 国滅ぶ」といった所でしょうか。

そもそも先の大戦の敗戦自体は、亡国の原因ではありませんでした。

しかし戦後、敗戦指導者達(特に海軍上層部)の「敗戦責任」「失敗責任」を曖昧にして、信賞必罰を明確にしなかった事こそは亡国の原因です。

決定的な致命傷でした。

信賞必罰なき集団は滅びる

戦後の日本人は、こんな当たり前の事(戦争指導者の信賞必罰の明確化)すらして来なかったのです。
80年間も。

アメリカに到底太刀打ち出来ない筈です。
いいようにナメられる筈です。

日本人とは「結果責任の追及」すら出来ない
弱い民族だと思われている

それとは逆に、「結果責任の追及」「信賞必罰の徹底」とは、国民一人一人が精神的に「自立した大人」でないと出来ない事なのです。

情緒的に未成熟な子度には出来ないのです。
ですから戦争指導者の信賞必罰の明確化すら出来なければ、日本人は12歳の少年のままです。