戦争指導者の信賞必罰、即ち
「海軍上層部の敗戦責任」を明確にすべし

「日本人の魂を復活させる」為のより具体的な方法とは、

戦後の日本人をマインド・コントロールして来た東京裁判の根幹たる「海軍善玉 陸軍悪玉論」を破砕する事

これです。
更に言うと、

真の敗戦責任者たる山本五十六を始めとする海軍上層部の「敗戦責任」を明確にする事、即ち戦争指導者の信賞必罰を明確にする事

これ以外にはないと思います。
その理由を、以下にまとめてみます。

信賞必罰なき国や集団は滅びる

情実人事や隠蔽工作がまかり通る集団に
戦勝は無い

情実に関係なく、素晴らしい業績を挙げた人は賞賛され、悪い事をした人(即ち自軍に損害を与えた人)にペナルティーを与えるという、ごく当たり前の事(信賞必罰)を回避してきたのが、海軍上層部(特に連合艦隊司令部)です。

当時の外務省と海軍上層部は
責任の完全なる真空地帯

山本五十六始め、旧海軍の敗戦指導者達は戦後、当然追求されるべき「敗戦責任」を追及されずにごまかしました。

陛下が股肱と頼みにしていた、陛下の赤子かつ陛下の分身たる30万人の陸軍軍人が、海軍の不作為により戦わずして輸送船ごと水没しました。
海軍は、陸軍の将兵を乗せた輸送船団に護衛の軍艦をつけないので(駆逐艦は「軍艦」ではない)。

インパール作戦で、敵の総帥・子爵のマウントパッテン元帥が「こんな軍隊は、二度と出てこない」と賞賛し、ノモンハン事変で10倍の兵力差がありながら日本陸軍に負けたソ連一の名将ジューコフ元帥に「こんな苦しい戦いはなかった」と慨嘆させた、あの帝国陸軍軍人が、戦わずして30万人が船ごと沈められ、戦わずして亡くなりました…。

頑張って船から脱出できても、酷寒の海中で、サメの餌食でしょう。
どんなにご無念だった事でしょう…。

その責任は、戦後に結局、誰も取っていません。