「国の為に尽くせ」と国民に求めるなら、国の為に戦った国民一人一人の誠忠を、国は大事にしなければならない。
倫理道徳は、仁と義から成り立っています。
国に尽くす事は義。
しかし、その義を疑わしめる事を、国(具体的には海軍上層部のエリート官僚達)は国民に対してしたのではないのか。

とにかく、上層部がこんな「責任ウヤムヤごまかし」では、もう誰も「公に奉じよう」とは思わないです。もう誰も国の為に戦争に行こうとは思わないでしょう。

また、行ったらいけない。そんな国なら。

アメリカのように指導者や上層部の信賞必罰が徹底されている軍隊ならいざ知らず、日本みたいに上層部が無責任な軍隊に、誰が志願するのでしょうか。誰が我が子を送るのでしょうか。

山本五十六や南雲忠一といった無責任な人間達が指揮する軍隊に、誰が我が子を兵士として送りたいと思うでしょうか。

エリート意識に固まった特権階級である彼ら海軍上層部は、一般の兵を「員数」としてしか見ていません。

本当に我が子を送って最も国に尽くした人達が、戦後に日教組や朝日新聞や社会党に流れていった人達なのだと思います。
いや、この人達だけでありません。

「戦中の大多数の日本人」は
国家の命令で滅私奉公で国と公に尽くしました

しかしそれが完璧に裏切られたのです
国家上層部に 特に海軍上層部に

「戦後の大多数の日本人」の考え方が
「反日」になるのは当然

「戦後の大多数の日本人」の意識から、「国や公に尽くす気持ち」が薄くなるのは当然です。
「戦後の大多数の日本人」が、「もう二度と国の為に戦わない」と思うのは当然の心理です。

戦時中に「最も献身的に国と公に尽くした人」ほど、戦後は「最も反日的」になったのでは?トラウマを背負って…

強烈に尽くして裏切られたから、
その分強烈に憎むのだと思います
人間て、そういうものだと思います。

一生懸命尽くした人ほど、 
裏切られたらそれが憎しみに変わる

愛憎入り混じる、と言いましょうか。
親による子殺し、と言いましょうか。
政府による国民殺し、と言いましょうか。

役人が血税を無駄使いしている我が国に、税金を払う事が喜びだとは、誰も思わないのと同じです。

「国家上層部の面子を守る為に、一般国民が犠牲にさせられる」
「国家上層部は、一般国民のお金や命をどんなに消耗しても、一切の責任は問われない」

↑これは、戦時中も今も同じです。
戦時中と今が違うのは、「国民の命」か「国民の税金」か、の違いだけです。