海軍上層部の自己保身から来る
利敵行為の数々は
皇軍を後ろから
狙撃しているのと同じ事
 
「輸送船を守る」
という概念がない海軍の幕僚達
 
結局、沈められた輸送船は2千数百隻。
合計800万トンです。
 
それによって、アメリカ・イギリスの多くの敵将達が世界最強だと絶賛して来た日本陸軍の将兵は、20〜30万人が敵に一発も発砲する事なく、輸送船ごと沈めらました。
海軍は、陸軍の将兵を乗せた輸送船団に護衛の軍艦をほとんどつけないので(駆逐艦は『軍艦』ではない)。
味方(海軍上層部)の不作為によって亡くなっていかれて、どんなに無念だった事でしょう。
これを想起する度に、私は五体が裂かれる。
 
…ちなみに今の海上自衛隊の最新鋭の『イージス艦あたご』の基準排水量が7700トンです。
80年前に、それの100隻分と言えば、どれくらいかわかると思います。
 
これだけ見ても、
「昭和の海軍を指揮した理数系の受験エリートは、頭が偏っている」
というのが、わかると思います。
 
彼らは海軍大学校で、
「目の前の軍艦を沈める技術」
しか学んで来なかったのです。