ほとんどの人が指摘しない大事な事ですが…。

海軍出身の一部の指導者達はソビエト共産主義に親和性を感じて、思想侵略されていた。
海軍大将自ら、赤いウィルスに侵されていた。

海軍大将にして総理大臣の鈴木貫太郎しかり、海軍大臣の米内光政しかりです。
(終戦間際に、英米との直接和平交渉ではなく、「天皇制廃止」を唱えるソ連に対して海軍の大御所たるこの二人が堂々と親近感を表に出して、ソ連に英米との和平の仲介を依頼した事の詳細については、また別の機会に)。 

つまり政府も統帥部も、海軍出身の一部の指導者達は武士道的な兵法とは真逆に、何と共産主義の思考法と親和性が高かったのです。
 
※共産社会の特質とは「一部の超特権階級」と「それ以外の大多数の人々」との落差が著しいという点にあります。
これはまさに、海軍の構図です。
海軍兵学校並びに海軍大学出身のお偉いさん達と、そうではない一般の兵達との、同じ海軍内での峻別を早期されたし。
 
「(来るかどうかわからない)未来」に希望を託し
「かけがえのない今」を犠牲にするのが
受験エリートや共産主義

「海軍上層部の受験エリート官僚」と「共産社会での特権階級」のマインドに、同質のものを私は感じます。

その証拠として…。
海軍上層部のエリート官僚達は、
「(いつやって来るかわからない)未来の艦隊決戦の為に戦艦を温存して小出しにして、目の前の戦いに戦艦を全力投入しないでチャンスを逃してしまった」
ではないですか。   
   
つまり「受験勉強に取り組むマインド」と「共産主義」は「未来の為に今を犠牲にする」という点で、親和性が高いのです。
「無意識のうちに、根底に怨念を宿す」という点でも…。