共産党シンパの半藤一利氏が絶賛する山本五十六
真珠湾攻撃の後、それまで大不況のドン底から這い上がれずに苦しんでいたアメリカ経済は、かつてない神がかり的な急成長。
スパイとは言いませんが、山本五十六のやっている事は、自殺点的な墓穴掘りと利敵行為のオンパレードでした。
山本五十六は、二枚舌 三枚舌の天才役者
「やったら負けるとあらかじめ言ったよ」
「ハワイの途中でも帰って来いと言ったよ」
「東京が火の海になると言ったよ」
↑山本五十六のスタンスは、全てアリバイ作りの為の布石であり、後の責任から逃れる為に、事前に布石を打って置くのが彼のやり方です。
それは、相手の為や国家全体の為でも何でもなく、
自己の保身の為に過ぎません。
自己保身と責任回避。
譲り合う様に責任を回避する。
自分の責任が回避出来るなら、国全体がどうなろうと知った事ではない
↑これが(山本五十六に限らず、ですが)日本の官僚の考え方ですから。
山本五十六は、戦争をギャンブルと考えているバクチ打ち
真珠湾攻撃は、彼のギャンブル癖の集大成
アメリカのグルー駐日大使は、真珠湾攻撃の約1年前の昭和16年1月にメキシコ大使から、真珠湾攻撃の話しを聞いています。
山本五十六以下の連合艦隊幕僚の情報管理が、どれだけズサンだったか、という事です。
そもそもこの時期では、日米関係は戦争するほどまでは悪化していません。
戦争を起こすなら、単に戦闘に勝てばいいというのではなく、戦中戦後に自国の理念を広めていくというビジョンがなければいけない。
ましてアメリカまで巻き込むなら、
「どうやって戦争を終わらせるか」
「どの様な理念で戦後の世界秩序を、どのように導いていくのか」
「その理念は、他国の共感を得られるのか」
という戦略的ビジョンがないといけない。
しかし山本五十六には何もない。
単に、真珠湾攻撃という華々しい事をバクチ的にやりたいだけであり、「後は知らねえよ」というのが読み取れる。
あの戦争は、山本五十六の戦争
要は大東亜戦争とは、五十六個人が真珠湾攻撃をやりたくて、それに海軍上層部も同調して、即ち五十六のバクチ癖に振り回されて初めた戦争なのではないのでしょうか。
だとしたら、大権私議と言って軍人として最も罪が重い犯罪行為です。
ちなみに中川八洋 先生いわく、
「対米戦という海軍上層部の意思を、国家の意思に格上げさせたのがあの戦争」
との事。
要は、1940年9月の三国同盟で、米海軍の半分が大西洋にいくので、太平洋方面は日本空母10隻と米空母3隻。
この有利でやりたかったからだろう。
という推測が成り立つです。
しかし、「開戦時の空母の数」だけで開戦を決めるなど、国家戦略・大局観がまるで無い、と言わざるを得ない。
そもそも、真珠湾攻撃のプランを進めた山本五十六みたいに、軍人が政治(開戦の仕方)に首を突っ込む等は、極めて罪深い重犯罪です。