・反対意見者に寛大にならなければいけない
・「自分なりの正義感」で誰かを裁く権利なんか無い

政治でも宗教でも歴史観でも、自分なりの「正しさ」が暴力や暴言、過干渉になった時、その「正しさ」はメビウスの輪の様に「悪」に変わります。


これは、保守でも右翼でも左翼でも、同じ事です。他人が心の中で何を考えるかは、100%その人の自由です。
基本的人権というのはたくさんありますが、王でさえ犯せない絶対の自由というのは、憲法第19条にもある「思想・良心の自由」です。   

「その人が心の中で何を考えようとその人の自由。第三者が他人の心の中に介入したり罰したりは出来ない」

というものです。      
「他人の心の中」に介入するのは、人間の尊厳への冒涜です。

だいたい、正義の仮面をかぶって「自分なりの正義感」で反対意見者を裁く人の根底にあるのは、劣等感や疎外感、又は生育過程でのトラウマといった心の闇ですから。