明治の建軍以来、日本が不動の第一正面としてきた敵は、国境を接するロシアソ連です。

海の向こうの英米には、日本への武力侵略の意図はありません。

だからソ連としては、日本に攻めて来られたら困るから、日本国内にいるエージェントを使って、
「アジア解放だ。南に進んでアジアから西洋列強を追い出せ」
と、あおりにあおって、日本を南進させて矛先を英米に向けさせたのです。

「太平洋で、日米英で勝手に戦争してろ」
と。

最強過ぎる大日本帝国陸海軍を、北(ソ連)に来させない為の陽動作戦です。

それが大東亜戦争を仕掛けたスターリン以下、国際共産勢力の大謀略であり、まんまと大成功です。

「アジアの解放」って、みんな言いますが…

それは即ち、北の満州の主力部隊(関東軍)を、根こそぎ東南アジア・南方に送り込む事です。

それによって、日本の生命線である満州の防衛はガラ空きになった。

その為に、終戦間際に満州に侵略したソ連軍はやすやすと満州全てを手に出来たし、やがて中国全土を共産化しました。

と言うか、最初からそれが目的で国際共産勢力は、日本軍をおだてて、大軍を東南アジアに向かわせたのです。