こんにちは!

これから本格的な冬に向かって寒くなってきますね!
風邪などひかないように、気を付けてくださいね。

さて今日は骨についてのお話です。

体の中には大小合わせて206個の骨がありますが、それらの骨を組み合わされて骨格を作ります。
29個の骨が頭蓋骨を形成し脳や眼球を、25個の骨が胸骨や肋骨を形成して心臓や肺を守っているんです。
骨は体を支えたり、臓器を守ったりしています。

骨の役割ですが、単に体を支えたり、臓器を守ったりするだけではないんですよ!

骨の中にある骨髄は赤血球、白血球、血症版やリンパ球などを作る血球工場の機能をもっています。

全身の筋肉の収縮や血液の凝固、脳細胞に関わるカルシウムやリンが貯蔵されていて、
血液中にそれらが不足すると貯蔵されていたカルシウムやリンが放出されて利用されます。

骨も常に新陳代謝を繰り返し、メンテナンスされています。
1年で約20~30%が新しくなっています。

この骨の新陳代謝をきちんと働かせること、骨を丈夫に保つためには・・

○食事で栄養素をきちんととる
 ・材料となる栄養素であるタンパク質やカルシウムをしっかりとる。
 ・ビタミンB6でタンパク質の合成を強化する。
  (ビタミンB6を多く含む食品:マグロ、カツオ、赤ピーマン、キウイ、バナナなど)
 ・ビタミンDとビタミンKでカルシウムの吸収を助ける。
  (ビタミンDが多い食品:鮭、きのこなど)
  (ビタミンKを多く含む食品:納豆、ブロッコリー、小松菜、ほうれん草など)
  ビタミンDは日光浴によって体内でも合成されます。適度な日光浴も必要です。

○適度な運動を行う
 適度な運動による刺激が骨の成長や骨を強くする作用があります。
 骨は20歳前後をピークとして、その後は加齢とともにもろくなっていきますが、
 この適度な運動は年齢には関係なく、骨の強さを維持します。

○体のホルモンが正常に働かせる
 生活の不摂生によるホルモンバランスが崩れるのを防ぐ。
 女性は閉経によって女性ホルモンであるエストロゲンの分泌量が減ると、骨がをつくるより、
 壊す作用の方が上回ります。
 これが骨粗しょう症を引き起こす原因になります。
 特に「食事」、「適度な運動」、「適度な日光浴」はかかせません!


骨や筋肉が衰えることにより日常生活に支障をきたしたり、転倒して寝たきりの原因になります。
いつまでも元気に過ごせように、日々の生活を気を付けたいですね。