血管が老いると体が不調になり、様々な健康障害の原因になります。


平均寿命が伸びても、健康に生活できる健康寿命とは約十年ほどの乖離があります。


ということは、この十年間は何かしら病気を持っているか、体に障害があるか
自分の思い通りの生活ができなくなっているのです。


血管が固くなったり、もろくなったり、血管が狭くなったりして
血管のダメージが原因となる脳卒中や心筋梗塞、脳梗塞などの生活習慣病を発症した場合
命が助かったとしても、体に障害が残るケースが多いのです。



このような生活習慣病はある時突然発症しますが、サイレントキラーと言われるように、
日々、少しづつ血管をむしばんでいるのです。


血管の老いを防ぐには・・


・バランスのとれた食事

 身体の栄養素をしっかり取り、肥満にならない食べ方が大切です。
 (消費カロリー以上に食べる、早食い、甘いものばかり摂取・・)


・しっかり睡眠をとる

 夜更かしは交感神経が働き、血管が縮小状態になり血管への負担が増します。
 また夜分泌される成長ホルモンの働きが悪くなり、血管のメンテナンスがされなくなります。


・ストレスを溜めない

 ストレスににより交感神経優位になり血管への負担が生じるだけでなく、
 活性酸素が多く発生し、血管を傷つけます。
 自分なりのストレス発散法を身につけましょう。


・適度な運動をする。

 特に歩くことで、ふくろはぎがポンプの役割を果たし血流を促進します。
 心臓の負担を軽減させます。



年を重ねても、元気に好きなことをやって暮らせるには健康な体が基本です。


体に健康寿命を延ばすには、何も大変な思いをすることでもなく
ちょっと普段の生活を見直せばいいのです。