「代謝」とは?
食事でとりこんだ栄養素を体の中でエネルギーに変えて、不要なものを排泄する体内に
備わったシステムです。
この代謝がうまく働かなくなると、体にさまざまな不調が生じてきます。
この代謝アップのための日々の習慣をあげてみましょう。
1.消化力を上げる
・よく噛む
内臓の負担を減らすとともに、食物が細かくなることで消化酵素の分解効率が上がって、
体への吸収がよくなります。
・消化を助ける酵素を食べる
酵素は体内で分泌されますが、体内での分泌が多くなると体内の負担が多くなってしまいます。
そこで食物から摂ることでその負担を軽減させます。
糖質の消化を助けるアミラーゼを多く含む食物 → 大根、山芋、かぶなど
タンパク質の消化を助けるプロテアーゼを多く含む食物 → パイナップル、パパイア、キウイフルーツ、生姜など
脂質の消化を助けるリパーゼを多く含む食物 → 納豆、みそ、漬物など
2.基礎代謝力を上げる
基礎代謝は、呼吸・血液循環、内臓を動かす、体温を一手に保つなど体が無意識に活動している機能です。
基礎代謝の大部分は筋肉によって消費されるため、筋肉量を増やし、
エネルギーを生み出す力を上げることがポイントです。
筋肉を効率的に増やすためには、成長ホルモンをうまく利用することです。
成長ホルモンは夜22時から午前2時くらいまでに分泌されるといいます。
成功ホルモンがきちんと分泌されには
①質の良い睡眠
早寝、早起きが基本です。
夜更かしするとせっかくの成長ホルモンの活用できません。
また、質のいい睡眠のためには、眠気を強くする「メラトニン」の分泌が必要です。
メラトニンの分泌が少ないと睡眠の質が低下してしまいます。
電気やテレビをつけっぱなしで寝ると、網膜が光を感知してメラトニンが分泌されにくくなります。
豆電球でも影響を与えてしまいますので、要注意です!
②空腹(おなかをからにしておく)
おなかがすくとグレリンという物質がでてきます。これは成長ホルモンを促す働きをもっています。
睡眠3時間前までに食事を終えているのが理想です。仕事などで夜遅くなったら寝る前の食事は少し控えめに!
③習慣的な運動で筋肉を鍛える。
筋肉の約70%は腰から下にあるため、ウオーキングや通勤時に1駅前で降りて歩いたりしましょう。
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