人は食後、消化器系の内臓に血液が集中し、その他の臓器への血量が低下します。


いつも大食している人は、体の中に次のような影響をあたえています。


 ①消化器系に血液を取られ、脳や心臓、腎臓、筋肉、皮膚、骨、子宮、卵巣などの多臓器へ行く血液を

   相対的に減少させ、それらの働きを低下させてしまう。


 ②筋肉、肝臓など産熱臓器の産熱効率を低下させて、代謝、体温、免疫力を低下させている。

 ③血液中に老廃物をためて血の滞りや汚血を促す。



逆に小食にすることで、次のような効果があります。


 ①脳が活性化する・・脳を活性化するためには胃腸を働かせていない方がいい。

 ②免疫力アップ・・栄養過剰状態になると白血球も腹がいっぱいになり、ばい菌などを食べなくなる。

             糖尿病もいつもおなか一杯状態になっている。
             病気になると免疫力を上げるために、食欲がなくなるのは、体の病気を治そうとする

             働きによるものです。


 ③シミ、ソバカスがなくなり皮膚にハリ
        ・・体温が上昇することによって皮膚の血行がよくなり、皮膚細胞の新陳代謝がよくなる。

 ④老化防止 ・・活性酸素による脳神経細胞の損傷を抑えるとともに、糖の代謝も良好に保たせている。


この飽食の時代! 食べ過ぎがいろいろな生活習慣病を招いているのです。