母の日 絵本から学ぶ「感謝の伝え方・受け取り方」 | 「どうして分かってくれないの」なんて思わない。~言葉と印象で私も相手も幸せになるメソッド~ くぼようこ

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自分の気持ちが言葉にできれば、大切な人との関係は上手く行く!
子育て、幼・小受験、夫婦関係に悩むあなたに、コミュニケーションスキル向上の方法をお伝えします

今日もご訪問下さりありがとうございます。

久保陽子です。

 

今日は母の日ですね。

皆さんお母様に何か準備されていますか?

 

またご自身がママの方は

お子様がこっそり

何か準備しているかもしれませんね。

 

今日は親切や謝の伝え方・受け取り方について

考えさせられる絵本をご紹介します。




 

下差し

 

おかえし 村山桂子 さく  織茂恭子 え

 

 

 

 



あらすじはこちら

下差し


引っ越してきた きつねの奥さんが、

お隣のたぬきの家に 

かごいっぱいのいちごを持って

 

となりにこしてきたきつねです。

どうぞよろしくおねがいします。

これはほんのつまらないものですが・・・。

 

とご挨拶に行きます。


 

これはこれはごていねいに・・・

 

と喜んで いちごのかごをうけとった 

たぬきの奥さんですが、すぐに

 

わたしもなにかおかえししなくっちゃ・・・

そうだ。ほりたてのたけのこがあったわ。

 

と きつねの家にもって行きます。


 

よろこんでたけのこを受け取ったきつねですが

しばらくして

 

おかえしのおかえしです

 

といって花と花瓶を 

たぬきの家に持っていきます。

 


たぬきはおかえしのおかえしのおかえしを

きつねはおかえしのおかえしのおかえしのおかえしを・・・

 

と、お互いにどんどんエスカレートしていき

家財道具全部と、子供まであげてしまい

最後にはあげるものがなくなって

自分をお返しにしてしまう?

 

という 何ともユーモラスなお話です。

 


独特の絵のタッチと

おかえしのおかえしのおかえしのおかえしのおかえしの・・・

 

と何度も繰り返される文章がテンポよくて

とても好評です。

お子様は繰り返しがだーい好きですものね。


余談ですが・・・

繰り返しは、次を予測する→待つ ことにも繋がるので

ぜひ遊びの中でたくさん取り入れてみて下さいね。

 

 

 

さて

あなたは誰かに贈り物を差し上げて

相手から御礼を言われた時

何と答えますか?

 


私は

大したものじゃないのです💦

とか

お好みに合わなかったらすみません🙇‍♀️

などと謙遜してしまいます。

 

また相手から何かを頂いた時も

すぐに

何をお返しすれば良いかな?

とか

同じくらいか

ちょっと高価なものじゃないと失礼かしら

なんて考えてしまいます。

 

人に親切にする事に対して

相手の反応→自分への評価が気になる余り

つい考えすぎてしまうのですよね。

だから感謝されても謙遜しすぎてしまうのかも。

 

また親切にして頂いた時も

自分にはそんな価値がないのに・・・と思う余り

親切をシンプルに受け止められないのかもしれません。


 

でも・・・それって相手にとって嬉しい事

なのでしょうか。

 



相手の役に立ちたいと心から思うから

親切にする


相手からの親切や感謝の気持ちを

素直に受け取る



そんなシンプルなやり方を実践していくと

人との繋がりが強固なものになり、

自分は愛されている存在なのだ=自己肯定感 が

高まるのかもしれません。

 

実は親切は

された人よりもした人の方が

はるかに幸福度が高まるそうです。


また

幸福な人の友達の友達にまで幸せは伝染する

そうです。エビデンスもきちんとあります。


プラスマイナスや損得を考えるのではなく

頂いた親切は誰か違う第三者に

返しても良いのです。

 


お母様への感謝の気持ちを伝える日。

あなたはどんな風に感謝の気持ちを伝えますか?

そしてどんな風に

親切や感謝の気持ちを受け取りますか?