2012年9月25日
どうしょう・・・
きっと大変な事になってる
先生にも
なんで
こんなことになるまで
放置
し続けたんですか
って・・・
きっと言われちゃう
どうしよう
どうしよう
言いようのない恐怖で…
手に汗を握りながら
あたしは…
どうなっちゃうんだろぅ
恐怖だけが
胸を締め付ける
診察室へ入り
症状が悪化した説明をして
触診すると・・・
今までにない出血と
触診の時の激痛
先生の表情が
一瞬で
驚きの表情に
『緊急内視鏡!』
通常は2時間かけて下剤を飲んで
腸内を綺麗にしてからの
内視鏡なはずが…
いつも穏やかな先生とは
別人の表情で
顔色が変わったことで
現状を確認しなくても
ただならぬ状況と
病理検査出すまでもない
内視鏡のモニターの
リアルでキツイ
画像を目にした瞬間
肛門から
入れてすぐで見つかっていた
それ以上奥まで
内視鏡せずとも
先生には患部触診時で
判断できていたのでしょうね
素人の私でも
その腫瘍のかたまりが
ポリープではない事が
一目瞭然だった
衝撃だった…
出血がひどい
内視鏡で腫瘍の一部を切除し
病理検査へ
検査直後にトイレに入ると
便器が真っ赤に染まった
父も・・・
そうだった
出血が止まらなくなってから
やっとのことで
病院に行ったと後悔していた
そんな父の姿を見ていたのに
その時に
ずっと付き添っていたのに
父の病気の教訓を
知っていたはずなのに
あの時に
病気の怖さを
誰よりも知ったはずなのに
学んでいない私
父と同じように
逃げてしまった私
ゴメンネお父さん
私も…がんに…なっちゃったかも
父の病気を知ってて
支えて
看病してきて
ガン患者の家族の私なのに
1番に
気を付けなきゃいけなかった
私なのに…
本当にゴメンナサイ
心の中で
何度も謝っていた
旦那さまにも
愛する娘にも
何度もゴメンネと
心の中で謝り続けていた
先生からは
『検査結果は一週間後です
それから
大きい病院で
詳しく検査する必要があるので
紹介状も出しますね』
頭が真っ白になった
こんなツライ気持ちを
家族には…
まださせたくないし
させられない
結果を
1人不安になりながら
待つ日々になった
続く→⑥