妹 | よんのブログ~開腹シロッカーで妊娠継続・出産!~

よんのブログ~開腹シロッカーで妊娠継続・出産!~

大好きなVファーレン、手作り、食べ物、愛犬のこと…。
頸管無力症のこと…。
何気ない毎日のこと…。
そして天使の息子たちとH26.7.27に生まれた娘のこと…。

(ほぼ)毎日の記録☆

私は3姉妹。

3つ離れた妹と10離れた妹がいる。




今日はすぐ下の妹の入院の日ひらめき電球






妹は2ヶ月おきに一泊入院している。





妹の病気は“クローン病”。





クローン病は、



主として口腔から肛門までの全消化管に、非連続性の慢性肉芽腫性炎症を生じる原因不明の炎症性疾患。厚生労働省より特定疾患に指定されている。

潰瘍性大腸炎とともに炎症性腸疾患(IBD:Inflammatory bowel disease)に分類される。


(Wikipediaより)




…っていう難病。




実際妹がこの病気を発症した18才の頃は、病名すら診断できずに“原因不明”の高熱とお腹の激痛でただただ入院が長引くという恐ろしい事態に陥った。



妹は、その苦しみの中さらにつらい検査や手術に耐え抜き半年間の入院の末やっと退院。



退院しても厳しい食事制限を行わなければならず(基本流動食や柔らかいものしか食べれない)



腹痛が再び起こって病院へ駆け込むことも何度もあった。







3年ほど前だったか。




クローン病に新しい治療法が出来たとのことで、妹はその前準備として小腸を60㎝も切り取る大手術を受けた。


要するに、小腸の60㎝が炎症でただれてしまっていたのだ。



(だいぶ前にも手術を受けてはいたが、その時はあまりの癒着のひどさに一旦開いたもののどうすることも出来ず閉じてしまったと聞いている。)




妹は術後の壮絶な痛みに耐え抜き、退院、社会復帰。



その後、働きながら2ヶ月に一回の投薬を受けているのだ。







手術・投薬のお陰で経過は今とても良い。
(ただしクローン病は治らない病気。投薬は一生続く。)





18才という若さで発症
(クローン病は若くして発症するのが特徴)

食べたい物も食べれず

腹痛に怯え

検査に怯え

手術に怯え



本当に辛かっただろうと思う。





だけど、思い返してみても妹は全くそんなそぶりを見せたことがない。



「何で自分だけ」



このくらいのセリフ、言っても罰は当たらないと思うが



聞いたことがない。








妹は結婚はしていないが


この病気の影響で、妊娠は難しいでしょうと医者に言われている。



「子どもは私は無理だから諦めてる」って笑って言う妹。


本当は



子どもが大好きなのを私は知っている。







妹は言う。


「出来ないこと、どうしようもないことに捕らわれていても仕方がない。楽しいことは沢山ある。今のうちにやっておかないと!」






妹と姉妹で



本当に良かったなと思う。







どうか





今日の投薬も無事終わりますように…!