先日、地域の包括センターの相談員の方が来てくださいました。私が住宅改修をなるべく早くしたいと、焦って相談したからです。

 

 

このマンションに住んで46年。30年くらい前に一度リフォームしたのですが、もう、ボロボロ・・

この際、夫が退院して帰って来るまでに、お風呂や洗面所や手すりや諸々の住環境を整えてあげよう、と思ったのです。思い切って、私の大切な大切なへそくりを太っ腹に出してあげようと思ったのです。

 

 

相談員の方は、リハビリ病院へも問い合わせしてくれてました。

「ご主人、リハビリ頑張っていらっしゃるようですよ。退院時にはかなりの回復が見込まれて、取り立てて住宅改修の必要はないんじゃないかと、主治医の先生ご意見でしたよ。それに、手すりなどはその人の身長との兼ね合いもあるし、ご主人が退院してからゆっくり準備されればいいんじゃないですか?手すりはかえって邪魔になることもあるんですよ。そんなに焦ることはないですよ。お風呂も今のままで手すりをつけてもいいんじゃないですか?」とおっしゃいました。

 

たしかに、古くて狭い我が家。

狭いが故に、つかまって歩く壁などはたくさんあるのですよ。

ゆっくりゆっくり歩けば、腕の力の強い夫は日常生活には問題ないと思われます。

 

 

相談員の方は我が家をぐるりと見渡し

「焦ってお金を使うことないですよ!」とおっしゃられました。

貧しい下流老人の生活がバレバレだったようです(笑)

 

 

次の日、面会で夫にいきさつを話したら、「俺も住宅改修は必要ない!と思っていたよ」とのことでしたので、私の太っ腹住宅リフォーム計画はとりあえず中止になりました。

 

 

住宅改修を急がなくちゃと焦っていた私は、しばらく静観することになり、なんだかホッとして、気持ちが急に軽くなりました。

ベッドも買わなくちゃと焦っていたのですが、相談員の方に「介護保険を使わなくてもベッドも車椅子もレンタルしてくれる業者はいっぱいありますよ」と教えていただき、肩の力が抜けた感じです。

やっぱり専門の方に相談して良かったです!

 

 

市役所に介護認定調査を依頼した件は、何の音沙汰もないようです。

認定は審査委員会の委員がするそうです。

きっとお偉い方々なんでしょう。

きっと、まだ長い長い夏休みの最中なんでしょう。

 

 

今日は洗濯物と夫から頼まれた重いパソコンなどを持っていきます。

いよいよ仕事が始まり、責任感のあるきちんとした性格の夫は自分で確認しておかないと気が済まないのです。やれやれ・・

 

 

それでは、またね。