高速増殖炉もんじゅ、6日に運転再開 14年5カ月ぶり&東海村「常陽」の件! 

・福井県敦賀市にある日本原子力研究開発機構の原子力発電所。高速増殖炉の実用化に向けた研究開発を目的に作られた。
高速で動く中性子を使って、運転しながら消費した以上の燃料を生み出すことができるのが特徴。

・ナトリウム漏れ火災事故1995(平成7)年12月8日、出力上昇の試験中に二次冷却系の配管からナトリウムが漏出し、火災が発生。原子炉を緊急停止した。
事故後の会見で公開されたビデオが、編集されたものであることが後日発覚するなど対応に批判が集まった。

再稼働まで結局14,5年掛かった、ようやく研究が再開できる、もったいない時間で有った!
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・一方東海村「常陽」は1999年9月30日、茨城県那珂郡東海村で、JCO(株式会社ジェー・シー・オー)(住友金属鉱山の子会社)の核燃料加工施設が起こした臨界事故。666人の被曝者と死者2名を出した、国内最悪の原子力事故である。

この事故はメンテナンスを下請けに丸投げし、原子力知識の無い作業者による、人的ミスであった。

原因は高速増殖実験炉「常陽」向けの燃料加工の工程中に、ウラン溶液が臨界状態に達し核分裂連鎖反応が発生。この反応は約20時間持続した。これにより、至近距離で致死量の中性子線を浴びた作業員3人中、2人が死亡した。

ウラン溶液の量がある一定量を超えると臨界状態に成ると言う「原子力の常識を知らなかった作業員が
効率だけを考え、量を増やしたのである!」


作業員の無知もさることながら作業指示していた下請け会社、元請け会社も成って無い、原子力、放射線の恐ろしさはもう少し勉強すべきであった!

この様な発注、作業形式がもしまだ続いているなら非常に恐ろしい国と思います 。