はまりもの、というか萬斎氏の感想。 | よこやまのブログ

はまりもの、というか萬斎氏の感想。

あっと言う間にGWに目

早い!!!

今年は、うっかり連休だということをGWの3日前くらいまで知らずにいたので

(フツーにカレンダー通りだと思っていた)、前半の伊勢行きしか旅行の予定がなく、後半どうすんの!?

という感じでただ今ボーゼンとしています。

きっと何だかんだでいつも通り忙しくしていそうな気もするけど。




忘れないうちに、伊勢(もう行って帰ってきた)&渋谷でみた狂言のメモを…。



一つ目はコレ。

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三番叟というのは狂言方が演じる能の演目だそうで、狂言と違ってお芝居、ではなくてあくまで舞がメインな感じです。

良くわからないけど、神聖な演目らしい。(にわか知識でこれくらいしか…)

今回は、杉本博司氏の演出でNYのグッゲンハイム美術館で公演したものの日本凱旋公演だそうです。

能楽堂と違って天井がないので、光と音とが上に抜けるようで、それはそれで何だか神秘的。

舞が始まった途端、会場の空気がビシーーーっと張り詰めるのが分かった。

こういう「空気が変わる」っていう瞬間、わたしは大好きです。



今回は、狂言の演目の中で最も有名であろう「附子」との2本立てでした。

初めて生で観た附子は、面白かった!!!

誰もが知っているあらすじなので、お話に入っていきやすい。

しかし残念なのは、三番叟はともかく狂言の曲って2階席から観るようには作られていないってこと。

(何だか見下ろす感じで遠かったヨ…あせる



2つ目は、

昨日伊勢に行った時に観た、
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式年遷宮に合わせて企画されたこれ。

伊勢には今年中に絶対行きたい!!と思っていたので、丁度良いタイミング音譜

(会場にこの公演の垂れ幕と「伊勢市 カラオケ大会 市長杯!」みたいなのが並んで掛けてあって笑いましたにひひ

演目は「素袍落(すおうおとし)」、「小傘(こがらかさ)」の2つに萬斎さんの解説付き。

素袍落、は伊勢参りをする(というか伊勢参りをしようとしている)お話。

いやあ、人間国宝の万作さんの演技が凄い!まるで本当にお酒を飲んでいるかのようで。

1杯目、2杯目…と杯を重ねていくうち、段々様子が変わっていくのがありありとしていて、

客席までお酒の香りがしてきそうな感じ。

80歳をゆうに超えておられるのにあの表現力って凄い!の一言。


小傘も会場笑いの渦、でした。

面白かったアップ

これを650年前からやっているなんて、昔の日本人は…


最近、狂言(と萬斎氏)にはまりまくり!

また観たい!!!