みをつくし料理帖
夏休み、と言えば
読書感想文。
わたしは子供の頃から本が大好きだったけど、読書感想文を書くのだけは苦手でした。
ただ自由に自分の思うままを書けば良かったのだと思うのだけど、今から思えば頭がカタかったのか?
本を読んでいない人にも分かるように書かなければ!と変な固定観念があって、いつも「読書感想文」では無くて単なるあらすじを書き連ねた文、になってしまった。
大人になってからの方が表現という意味では何かから開放されたように感じます。
色んな物から自由になったのかも。
わたしが大ファンなほんまさんのブログ(hommania+blog)でお盆前にこの「みをつくし料理帖」を見つけ、気になってソッコーでGETしました。
直感を信じて良かった

舞台は江戸時代。
不幸な生まれの主人公が、周りの人に支えられて当時は男性の職業であった料理人として逞しく成長していく物語。
作者は漫画家さんでもあって、ストーリー展開が若干漫画チックではあるけど、作中に登場するお料理が美味しそうなこと。
臨場感たっぷりで、今にも胡麻油で揚げたカリカリ・サクサクのかき揚げが香ってきそうな…
今年の夏は、何処へも行かずにひたすら「みをつくし」の世界に浸ってしまいました。
オビにある「料理は人を幸せにしてくれる」って、本当に納得。