ストレスがたまっていたのか、なんだか泣ける映画が観たくなったので
観ました。
子を持つ親なら、誰もが涙するような作品なのでは…。
小学校教師役の高良健吾くん、虐待してしまう母の尾野真千子さんなど、現代の子どもの問題を中心に進んでいく3つのストーリー。
虐待、ネグレクト、学級崩壊、モンスターペアレントなどなど…
昔にはなかったであろう現象が次々と。
↑こんな風に書くととにかく暗そうだけど、そんな感じもしなかったというか。
暗い部分はもちろんあるんだけど、
だからこそ輝くあかるい部分にとてもほっこりしました。
大人だって抱きしめられたいんだ。
ぎゅってされて、ポンポンてされて、やさしく「がんばれ」って言われたいんだ。
みんながそんな愛に溢れていれば、世界はきっと平和になるだろうな。
ラストシーンには少し驚いたけど、あれが正解なんだろうな。
暗闇の向こうへ、ドアを開ける。
本当に大切なものを守るために、つきすすむ。
育児をしていると本当にイライラすることがたくさんあるし
「私こんな怒りっぽい人間じゃなかった!!」なんてしょっちゅう思う。
いますぐ家を飛び出して友達と飲みに行きたいと思うことだってたくさんあるし、
子育てを放棄したいと思ったことだってある。
それを実際にするかしないかは本当に微妙なラインで
一歩間違えたら誰だって犯罪者になってしまう可能性はあるんじゃないかな。
だって子育てって本当に大変だから。
ひとりの人間を育てるって、本当に大変なことだから。
でもどんなことをされても、子どもは親が大好きだということ。
どうしようもなくイライラしてしまうときこそ、抱きしめてあげられるような器の大きい人間になりたいと思う。
子どもたちを抱きしめて寝よう。
「もうやめて!」って言われるくらい、大きくなるまで。