東日本大震災から丸3年になる。早くもとの想いが強い。

 桜井南相馬市長は、「国は被災地の人々の気持ちに寄り添っているのか。見下しているのではないのか。一人ひとりの人間を大切にしているのだろうか」と訴えていたのを聞いて虚しさだけが残った。

 被災地の現状は、災害公営住宅の完成が3年たっても、1011戸で計画全体のわずか3%だという。

 いまだに避難生活を送っている人は、27万人、仮説住宅暮らしは10万人にも及ぶという。

 さらに、放射能の除染は遅々として進まず、ガレキの処理はまだ2割も残っているという。

 早く、温かい部屋で休み、積年の疲れを取り払ってあげなければならない。

 政治の怠慢が感じられてならない。震災3年目の日の想いです。