「花も花なれ、人も人なれ」細川佳代子著

細川夫人は、知的障がい者のオリンピックであるスペシャルオリンピックを主宰しており、全国47都道府県にその連絡所をつくり、障がい者の為に献身的に奉仕しています。
その活動について語っている一節をご紹介します。
「知的障害のある人たちは、精一杯に生きている。人間には一人ひとり役割があることを、彼らは私に教えてくれた。世界中でたった一人の人間の存在。そこに生まれ、そこにいるといういうこと、そのありのままの姿がどれほど意味があって尊いことだろうか。

世界にひとつしかないその命を、競争と発展のルールに従って排除してき社会は、今、あまりに大きなものを失ったことに気づきはじめている。」
健康な私達こそ、その純粋さを学ぶ必要がありますね。