このところ、日本と中国、韓国の関係は良好ではなく、お互いに距離を置き、まるで相撲の仕切りのようになっているような気がして、危惧を覚えるのは私だけではないと思います。

そんな情勢を踏まえて、昨年の12月来日した米副大統領は、首相官邸で総理に個人的な話をすることをお許しくださいと断った後で、自らの父の教訓を引き出し、
「父は言ってました。
意図した衝突よりもひどいのはただひとつ、意図しない衝突だと。」

一国の総理に配慮した、実に分かりやすく現状を危惧した教訓ではないでしょうか。