「オスプレイ、愛媛の上空でも飛行訓練」
批判の高い、米軍オスプレイが愛媛の上空でも目撃され、米軍の日本防衛戦略が身近な問題となってきている。

そんな危機意識から、新刊に目を通してみた。
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何故、アメリカでは危険と言われて出来ない、オスプレイの訓練が日本では出来るのか。

その他、現在日本で起きている様々な、以下のような深刻な出来事について、疑問を持つ。

1.原発事故と再稼働問題
2.不況下での大増税問題
3.オスプレイ配備問題
4.TPP参加問題
5.検察調書ねつ造問題
などの多くが「日米地位協定」を源流としているとのこと。

「日米地位協定」とは、端的に言えばアメリカが占領期と同じように、日本に軍隊を配備し続ける為の取り決めということだ。
あるいは、日本における米軍の強大な権益についての取り決めと言われている。

日本の独立に際して、アメリカ側が最
大の目的としたのは「我々が望む数の兵力を、日本国内の望む場所に、望む期間だけ駐留させる権利を、確保する事だった」
これが正に「日米地位協定」の本質である。

2009年の総選挙で、民主党は「対等な日米関係の構築」を掲げた。
2012年末の総選挙で復活した、自民党政権に取っても課題は同じだ。

戦後、日本が背負ってきた宿命「自主独立の気概」が、今こそ試され求められているのではないか。

米国とのTPP交渉で、早くも弱気になった、安倍首相の力量が試される時でもある。


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