東日本大震災から、間もなく2年が経過しようとしている。
しかしながら、復興住宅は岩手、宮城、福島の3県で、被災者が仮設住宅を出てから入る「災害公営住宅」が、まだ56戸しか出来ていないことが、報道されていた。
今も、11万人がプレハブ住まいという。余りにも可哀想でならない。
この冬は、寒さだけではなく、精神的にも、大変厳しい冬ではなかったのではないだろうか。
しかも、14年度末になっても予定の55%に当たる、約13000戸しか完成しない見通しという。
国は、仮設住宅の入居期限を、現在の3年間から1年間、延長する方針を固めたとも報じられている。
経験則から言えば、6階程度の公営住宅なら、通常10ヶ月程度の工期で完成する。
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だから、それ以前の問題であろう。
建設用地の問題とすれば、特例法を作り農地法や都市計画法の制限を解除するなどして、建設地を直ちに確保すべきではないか。
入居者の健康を害することにもなっていると思うが、何より被災地への思いやりが薄くなっているのではないだろうか。
早く願いが叶うことを祈りつつ、投稿する事が虚しい限りだ。



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