高齢化社会の未来を考える。

日本の財政不安は、高齢化社会となり、税収を生む就業者が少ないことが、要因のひとつと言われている。
書物によれば、高齢者一人を支える現役世代の人数は、1960年は11.2人、2010年は2.8人、2060年には何と、1.3人となるとのこと。
こうして数値でみると、とても現実的に高齢者を支えきれない事が明白だ。
また、50年後の平均寿命は、男性が84.19歳、女性が90.93歳と言われている。
長寿の喜びと共に、支える側の苦難が徐々に現実化してくる。
支えられる高齢者も、将来への不安から逃れられない。
片や若者は、厳しい待遇で共稼ぎ家庭が増え、子供を産み育てる事に、不安を感じている。
益々、政治の重要性が、問われる今日だ。



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