朴槿恵(パククネ)次期韓国大統領の自叙伝の中で、私に強い印象を与えた文章を紹介します。
「権力は刀だ。権力が大きいほど刀は鋭くなる。少しの動きでも人を大きく傷つける。
だから大きな権力を人々は恐れるが、その大きな権勢を最も恐れなければならない人は、権力を持つ本人だ。
深い哲学を持ち、修養を積んだ人、神の加護を受ける人でなければ、自分の大きな権勢をきちんと扱う事ができない。
その刀をやたらと振り回して積もる恨み、憤怒、復讐心などは、巡り巡ってその人の首を絞めることになる。」
1990年5月2日発言
先の衆議院選挙で大勝し、再び強大な権力を手にした自民党、王者として決して権力を振りかざすことなく、国民の信義と信頼を勝ち取って欲しい。
この事は、民主党政権の大いなる反省点でもある。



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