本日19日、「離党届」を提出致しました。
 私が離党を決心した経緯を説明申し上げます。

 民主党は、先の政権交代選挙(衆議院議員選挙)で、先ずは無駄遣いを徹底的になくすことを最優先課題として掲げ、国民の皆様方に約束をし、政権交代を果たさせていただきました。
 具体的には、国会議員自らが身を削る改革や天下りの撲滅、あるいは特殊法人の改革など、数え上げれば無駄削減の具体策は沢山ありました。

 しかしながら現民主党政権は、政権交代時の国民の皆様との約束を忘れ、4年間は絶対に上げないと約束した「消費税」の増税を、野田首相自らが不退転の決意あるいは政治生命を掛けて実行するとしています。

 私は今、不退転の決意で臨むべきは「大震災の復興」であり、デフレ経済下の中で苦しむ多くの企業を救うための「経済対策」であると考えます。

 個人的見解として消費税は、長期的にみれば増税しなくては社会保障の対策など、財政的に対応できない状況になるでしょうが、私は手順が違うと思います。まず、自らが身を削ること、無駄使いをなくすことが優先順位であると考えます。

 そのほかにも、皆様方がご存知のように政権公約は守らず、約束をしていないことに全力を尽くすという状態であり、政治家や政治に対する不信感ばかりがつのってきております。
 
 このような現状は、私が民主党に入党後、求め期待し県民の皆様方に約束してきたことではありません。今一度、県民の皆様方に視点を置いた政治をするために離党し、新しい時代の新しい政治の方向性を見つめていきたいと考えております。

 末筆になりましたが、今までにお世話になりました全ての方々に、十分説明が出来ていないことも事実でありますが、今後時間をかけてご理解を戴く所存でございますので、お許し戴きたいと存じます。