「名医者」と「名政治家」について

後期高齢者医療問題については、
論ずるまでもなく政府の愚策で借金地獄に陥ったこの国を、
最も弱い立場の人を痛めつける制度であり、
許し難く犯罪行為に等しいと考えています。

さて、名医といわれる方は、
患者から症状を少し聞くと、病名を判断し、
的確な治療を施します。
しかも出来るだけ薬は与えません。

また、名政治家は、
国民のさりげない言葉から、現状を判断し、
国民を守るための政策を打ちたてます。

片や、未熟な医者は、
器械に頼る検査を繰り返し、
なお判断がつかず、
大袋入りの広範囲に効く薬を患者に持ち帰らせますね。
薬を飲みすぎのための胃薬付きとは、首をかしげます。

今の日本の政治家は如何でしょうか。
国民の悲しみの声、苦しみの声が毎日のように叫ばれているのに、
さらに苦しみの中に追いやる制度の新設を続けています。

官僚の天下りも昨年２４０００人いたようです。
一度多額の退職金を出し、
さらに税金を浪費する制度ではないのか。

こんな政治家の集合体の自民党と官僚で、
果たして国民を守り、国土を守っていけるのか。
真剣に考える必要に迫られていますね。