このところの自民党の迷走劇を見ておりますと、
一種の不安を感じます。

東国原知事への出馬要請、
麻生首相おろし、
議員総会開催のための賛同者署名の撤回、
また、それに対応する麻生首相はじめ幹部の皆様方の言動、
こうした行動、発言は、
国民が政治家不信に陥り、
さらには政治不信に陥る可能性が見えてきます。

私も職務上、衆議院選挙関係で、
海外メディア:ニューヨークタイムスの東京支社から
電話取材をよく受けますが、
日本の政治への関心の高さを感じます。
そのくらい、国際的にも日本の政治は重要です。
そういえば、27日にタイムス社から3名が、
松山に取材に来られる予定が入りました。


こうした中、
21日午後にも解散が行われようとしておりますが、
国会議員はご自分の職務をきちんと理解し、
国難解決のため何をすべきか、
訴えて戴きたいものですね。

そこで、今日も「菜根譚」(さいこんたん)の書物から
学んでみます。


 ● よく考えて判断する ●

 気分や思いつきで物事を始めてしまうと、
 始めてからいろいろな迷いが生じ、
 結局は長続きしない。
 これでは、何事も成就しない。
 
 また、直感やひらめきで物事の是非を論じてしまうと、
 自分の感覚がぶれれば心に迷いが生じ、
 一貫した信念を保つことができなくなる。


なるほどと、物事が終わってみるとよくわかりますが、
事前に気づくことはなかなか難しいものです。

心して事に臨みたいものです。

心静かに、政治判断、政治決断を致しましょう!

迷いある言動は、長続きしない。

$民主党の愛媛県議会議員よこやま博幸のブログ