議員としての初登庁は、新人議員研修でした。


議員バッチを付けていただきました。

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そして、資料もたくさんいただきました。

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区議会議員の仕事をはじめて、まず、最初にチャレンジしたのが、決算特別委員会での質問です。


自民党は先輩方が優秀で素晴らしく、質問を組み立ていく際の資料の入手方法やポイント、良い質問例などを指導してくださいました。


同じ内容の質問でも、質問の仕方や言葉の選び方によって、行政側の反応が全く違ってくると思います。


いくら問題発見の視点が素晴らしくても、それをどのように解決・実現していくか?というところまで論理立てた内容でないと、実現へと近づけることはできません。


選挙を終えてすぐの質問だったので、時間という制限のなか、自分の100%を出すことができず、本当に悔しかったのですが、新人議員として、今の私にできる、全力を尽くしました。


すると、委員会の後、自民党の先輩方を始め、他の政党の先輩方にも「いい質問だったね。」「新人が頑張っている姿を見て、自分も新たな気持ちで質問に臨みました。」とたくさんの嬉しいお言葉をいただきました。


努力したこと、頑張ったことを、見ていてくださる先輩方がいて、本当に嬉しかったです。頑張って良かった。それが品川区議会なのだということを知りました。


「女性の視点で、人にやさしい品川区へ」というのが私のキャッチフレーズですが、

私の考える「人にやさしい品川区」とは、

自分、家族、友人のために、頑張っている人、努力している人が幸せになる品川区。

そして、病気や障害に苦しむ方、高齢者、子どもや妊婦さん、子育て中の保護者など、社会的に弱い立場の方々が、頑張り過ぎてしまわないよう、適切に手を差しのべ、皆が幸せになる品川区です。


その実現のために、この品川区議会で一生懸命働かせていただき、頑張っていこう!と決意を新たにしました。


なお、品川区議会のホームページから、本会議や委員会の会議録を閲覧することができます。


先月の決算特別委員会の会議録のうち、私の質問を一部抜粋したものを掲載いたします。



○横山委員 私は民生費から140ページのすまいるスクール運営費、134ページの児童相談事業、140ページの子育て支援センターの確認をさせていただきたいと思います。

第1に、すまいるスクール運営費についてお聞かせください。こちらの時間当たりの運営費はどのくらいになりますでしょうか。

第2に、児童相談事業、子育て支援センターについてお聞かせください。子育て支援課児童家庭相談係と品川区子育て支援センターが受けた相談件数は、平成24年度は501件、平成25年度は525件です。また、平成25年度の品川児童相談所の品川区の相談受理件数は404件となっております。
まず、児童相談事業と子育て支援センターの内容の詳細を教えてください。児童虐待相談、養護相談、育児しつけ相談などの相談があるかと思うのですけれども、多少の増加傾向にありますが、こちらの要因などもお聞かせいただければと思います。


○伊﨑子育て支援課長 まず、すまいるスクールでございますけれども、こちらが年間で経費が10億8,500万円かかっているところでございます。こちらは人件費、それから運営委託の経費、維持運営費等と全て入っておりますが、委託料だけの時間コストを換算いたしますと、時間単価は2,700円ほどとなっております。総経費については、申し訳ございません、今、手元にはございません。
それから、子育て支援センターの事業内容でございますけれども、こちらは児童の虐待あるいは相談の一次的な窓口となっておりまして、そのほかに在宅の子育て支援の事業等々を行っております。
相談件数の増加につきましては、まず児童数自体が増加をしていることもございますし、それから特に虐待につきましては、近隣の方の虐待に対する意識が高まってきたことにより、通報をもとにした相談などが増えているということが考えられます。


○横山委員 すまいるスクールについてなのですけれども、こちらは委託料を時間で割ったコストということで、2,700円ほどということでお聞きいたしました。ありがとうございました。
こちらを続けて質問させていただきたいんですが、学校がない土曜日や夏休み・冬休みなどの利用開始時間についてお聞かせください。平成25年度の決算特別委員会での子育て支援課長の答弁では、すまいるスクールは学校の中にある施設のため、開設時間は9時からですが、すまいるスクールの委託の職員が8時半から来ており、職員の準備ができ次第受け入れ可能と案内しているとございます。すまいるスクールのパンフレットにも、指導員が出勤して準備が整い次第入室可能ですとの記載がございます。
また、平成26年第3回定例会での子ども未来事業部長の答弁では、利用者と施設側の財政的な負担や問題点がありますが、保護者の要望が高まっているため、検討すべき課題の一つとして位置づけていくとございました。
平成25年度には、1年生は98.5%の登録実績がございます。区民の方から、保育園・幼稚園を卒園した新1年生は入学式までの学校がない春休み期間中、すまいるスクールを利用します。しかし8時半から就業を開始する保護者の場合、通勤時間等もあり、8時半に指導員が出勤して準備が整い次第の受け入れの場合、7時半から8時半までの間、子どもの預け先がなく困りました。特に4月の入学式前はまだ学校が始まっておらず、子供が学校に慣れていないので通学の心配もあります。利用者側の早朝料金を設定するなどして、開始時間を早めていただけたら助かりますというご意見がございました。
学校がある日の登校時間は8時からです。また、夏休みの音楽隊等の早朝練習では、7時20分から児童を受け入れている学校もございます。そんな中で、学校の開始時間に準じて、学校がない日のすまいるスクールの利用開始時間として、1年生が学校生活に慣れるまでの1学期限定など、7時半や8時という時間設定を前向きにご検討いただけたらと思います。
学校がない土曜日や夏休み・冬休みのすまいるスクールの利用開始時間について、30分から1時間早めていただくために財政的な負担と、それ以外の課題について、現時点ではどのようにお考えでいらっしゃるでしょうか。よろしくお願いいたします。


○伊﨑子育て支援課長 まず、すまいるスクールの利用時間でございますが、委員ご指摘のとおり、
基本は9時から開始ではございますけれども、今、委託業者の指導員が8時半から来ておりますので、そちらの開設の準備ができ次第お受けするということで、なるべく早目にお受けをしているところでございます。
しかしながら、これまですまいるスクールは学校の中にある施設ということもございますし、ちょうど幼児期から児童期に子どもが移行をするということで、社会的な自立に向けた成長発達の時期だということもございまして、朝、子どもが鍵を閉めて家を出てくるということも、その社会適応的な訓練の一つであるということの判断から、時間については9時ということを原則としておりました。
委員ご指摘のとおり、今ご要望のほうは高まってきているということもございますので、今おっしゃられたさまざまな問題、子どもの発達過程としてそういった対応が果たしてふさわしいのかということも含めまして、当然時間延長をいたしますと財政的な負担が増します。財政的な負担と保護者の負担との関係など、さまざまな問題がございますので、そういった問題を踏まえた上で検討する課題の一つとして考えてまいりたいと思っております。


○横山委員 財政的な負担ということで、利用者の負担、そして行政としての負担、そして子どもの幼児期から児童期に向けての発達の社会的な自立の時期ということで、朝に鍵を閉めていくといったことを学ばせていくというお考えを今までもってやっていらっしゃったということは、理解いたしました。
しかしながら、保育園卒園、幼稚園卒園の後の春休みの期間、入学式までの期間というのは、やはり保護者にとっても子どもにとっても心配ですとか不安や期待が入り混じった時期でございます。例えば、1学期もしくは春休みの期間限定だけでも、何か今後前向きに考えていただけるような、今後ご検討をいただけたらと思っているのですけれども、その点をもう一度お伺いできないでしょうか。お願いいたします。


○伊﨑子育て支援課長 今、委員からご指摘ございましたそういった状況も踏まえまして、検討をしてまいります。


○横山委員 前向きなご検討をよろしくお願いいたします。
あと、平成26年第1回定例会で、区長の答弁において、児童福祉司任用資格の取得講座の受講を促す育成を図ってまいりますという答弁がございましたが、こちらで現在3名の職員が児童福祉司として職務に当たっていらっしゃるかと思いますが、現在その3名は児童家庭相談係、または品川区子育て支援センターに配属されているのでしょうか。そちらだけ、最後にお願いいたします。


○伊﨑子育て支援課長 区の施設におきましては児童福祉司の必置義務はございませんので、児童福祉司の資格を取得するための努力、研修などを行ってまいります。こういった状況でございます。


◆品川区議会 会議録 2014.11.07 決算特別委員会  より一部抜粋しました。

http://www.db-search.com/shinagawa/etsuran/h26-1107k3.pdf