チョ•ソンジンは2015年に行われた、第17回フレデリック•ショパン国際ピアノ•コンクールの優勝者。
今回私がわざわざ川崎まで聴きに行ったのは、ショパンコンクールの優勝者だからではなく、今学んでいるカラダの使い方の先生が大絶賛するピアニストだからです。
今回のプログラムはオール•ラヴェルで、ショパンの曲は1曲もありませんでした。
韓国のピアニストなので、来日する時があったら、ぜひ生で見たほうがいいと先生から熱く勧められ、その時は3月でしたが、翌日のサントリーホールは早くも完売していて、ミューザ川崎はまだチケットがあった、という状況でした。
それでもS先は完売していたので、A席が取れたのはラッキーでした。
ミューザ川崎もサントリーホールのように、ステージの後ろやステージの左右にも、360度ぐるっと座席があるホールです。
私は初めて行くホールだったので、どこの席が良いかとても迷いました。
同じA先でも、ステージの横もあれば、4階席もあったからです。
幸いミューザ川崎のサイトで、「この辺の席からの見え方はこんな感じ」という親切なページがあり、そこで色々見ながら、席を決めました。
色々考えながら私が取った先は、4階席でした。
ちなみに、私の席からステージの見え方はこんな感じでした。
4階席の1列目でさえぎるものが何もなく、よく見えました。
ただ、やはり遠かったので、指までは肉眼で見えず、オペラグラスを持っていって正解でした。
さすが、カラダの使い方の先生が大絶賛するピアニスト、カラダの使い方は超一流で、最高に上手で、最高に音色が美しく、テクニックも素晴らしいのですが、これ見よがしの演奏ではなく、純粋にまっすぐ曲とラヴェルとピアノにむきあっているひたむきさが伝わってきて、感動的でした。
「〇〇がしなやかだと一流のスポーツ選手や一流のピアニストのように最大限のパフォーマンスを発揮できる」と、カラダの使い方の先生から学んでいるのですが、チョ•ソンジンも例外ではなく、とてもしなやかでした!
〇〇は、何だと思いますか?
正解は、「背骨」です。
背骨をしなやかに使えるようになりたいですね♪