17時半頃にホテルを出発しました。

ライブの入場開始予定時刻は19時で、会場までは30分もあれば着きます。ライブを見るだけなら少々早いのですが、それには理由がありました。

もちろん、気持ちがはやるのでということもありますが、寄り道したいところがあったのです。それは、「新生南路一段」という地区です。日本で言うなら「中央区日本橋一丁目」と言ったところでしょうか。

ここは何かと言いますと、窈ちゃんが台湾で暮らしていた家があったあたりなのです。妙さんの「私の箱子」の中に書かれていました。

地図でLegacy TAIPEIを探している時に偶然目に入り、会場からすぐ近くだということに気付いたのです。

窈ちゃんにとってLegacy TAIPEIという会場は地元だったのでしょうね。

会場近くの「忠孝新生」駅です(※会場は「善導寺」駅も近いです)。

$一青窈台湾ライブ@LegacyTAIPEI 旅行記


「新生南路一段」は、忠孝新生駅からすぐ近くだということは分かっていましたので、簡単に見つかりました。

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東京で言えば日比谷通り(日比谷付近)くらいの広さがある通りで、庶民が暮らす台湾の町並みとは程遠い、都会的なところでした。

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窈ちゃんが暮らしていたのはおそらく30年くらい前のはずですから、今のような雰囲気ではなかったでしょうが、それでも台北市の中心部ですから、それなりのところだったでしょう。

そして、会場へと向かいました。会場はこんな感じで目に飛び込んできました。

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ストリートビューで見た時はオンボロな印象でしたが、ライトアップされてなかなかオシャレでした。横浜の赤レンガ倉庫のような印象です。

近づいてみるとこんな感じです。

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そしてついに発見!

一青窈台湾ライブ@LegacyTAIPEI 旅行記


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会場を確認できて一安心でした。

到着したのは18時半くらいだったのですが、ライブを観にきたと思われる人はまだまばらでした。

なにせ、かなりの雨が降っています。好き好んで会場に早く来るのはよほど楽しみにしている人だけでしょう。

会場付近はこんな感じでした(タブレット端末ではご覧になれないと思います)。

本当はもっと会場付近をちゃんと撮影したかったのですが、入り口の方を撮影すると何か言われそうな気がしましたし、雨が激しくてとても大変で、中途半端な映像になってしまいました。

それで、入り口付近をフラフラとしていたら、リハーサルの音が聞こえてきました。「もらい泣き」と「ハナミズキ」でした。これを聞いて私はライブの実感が高まってきました。

入場開始予定の19時になりましても入場が開始されません。また、どんな入場の仕方になるのか、座席は設けられているのか、それともスタンディングなのかということが分からず、不安が残っていました。

チケットには次のように書かれています。

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「全區對號」というのは「全席指定」という意味らしいということは何となく分かったので、おそらく座席はあるだろうと考えていました。

しかし、「1排1位」の「1位」がどうしても分かりませんでした。これが「號」であれば「番」なのは分かっていたのです。だから、ひょっとしたらこれは、入場順が1番という意味なのではないかと思っていました。

すると、いつの間にか列が出来ており、すでに50人くらいが並んでいることに気付きました。焦った私は警備員に尋ねてみましたが、後ろに並んでくれと言うようなことを言われただけでした。

仕方がないので私はしぶしぶ最後尾につきました。

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待っている最中に来て後ろに並んだ現地の人から現地語で意味不明のことを尋ねられ、きょとんとしいたら、前にいた現地の人が代わりに答えてくれました。

でも、現地の人と日本人は顔立ちがわりと違いますので見分けはつくと思うのですけど・・・

そして、19時15分くらいになってとうとう入場が始まりました。ここまで、誰にも日本人には会うことができていませんでした。

中に入っていると、パイプ椅子ですが、座席が設けられています。これを見てまずはホッとしました。オールスタンディングよりずっといいです(終了直後の画像です。椅子の存在が分かりにくいですけど・・・)。

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そして、座席を探しました。背もたれのところに番号が書かれています。

私は一列目の一番端ではないかと予想していたのですが・・・ど真ん中でした!

台湾では、席の並べ方がどうやら日本と違っているようです。

日本では、端から順に1番から番号をふって行きますが、台湾では1番がど真ん中、そして2番と3番がその両隣、4番と5番がさらにその両隣という感じで配置されるようなのです。これは全く予想できませんでした。

もともと、チケットの購入代行を依頼した代行会社から来たメールには「一番前の真ん中です」と書かれていたのですが、どうしてそうなるのかが分からず、最後まで疑っていましたあせるスミマセン・・・

また、座席には「1排1號」とありましたが、これは「1排1位」と同じ意味のようです。なーんだ、という感じでした。

隣には日本人の方がおられました。私より10歳ほど年上の男性の方でした。このブログのことはご存知ではなかったようなので黙っていました(笑)

久しぶりに日本語だったのでつい安心してしまい、余計なことまで話してしまったような気がします(笑)

そして、約500人の観客を前に、ステージはほぼ定刻通り開始されました。

再びセットリストを掲載しておきます。

1.雨夜花(台湾民謡)

2.月天心

3.翡翠

4.とめる

MC

5.喝采

6.赤い風船

7.何日君再来

MC

8.時代

9.大家

MC

10.Lesson

11.パラソル哀歌

12.悲しみジプシー

13.愛と誠のファンタジア

14.道案内

アンコール

15.竹田の子守唄

16.もらい泣き

17.ハナミズキ

自分の記憶とこちらのレポートを参考にまとめました。

MCはほとんど中国語で行われたため、私を含め、日本人は何を言っているか聞き取れなかったと思います。中国語の後で日本語でも言ってほしかったというのは正直なところありますが、レポートを読んで安心しました。雨女ネタを話したみたいですが、もはや窈ちゃん=雨という方程式は成立しないような気がしますけど叫び

とは言え、この記念すべきライブを最前列ど真ん中という素晴らしい場所で観ることができて感慨無量でした。また、バンドメンバーが私の一番好きな紗衣ちゃん、朝ちゃん、テツロウのお三方だったのも嬉しかったです。

もちろん、武部さんじゃイヤという意味ではありません(笑)武部さんは窈ちゃんと2人が一番似合うと思っているのです。

全部で1時間半くらいの公演。ちょっと短いなと思いつつも終了しました。

ライブが終わって、私は普段はしない出待ちをしようかと思って会場付近をウロウロしていました。

ところが、入り口あたりで再度、列が出来ており、それが何を意味するかが全く分からなかったのです。

しばらくして入り口の方をのぞいてみたら・・・何と窈ちゃんがせっせとサインをしているではありませんか!これには本当に驚きました。

CDを販売していた店員さんはアナウンスをしていたのでしょうが、中国語が分からない私たちにとっては全くの寝耳に水な話です。隣の方も挨拶だけされてすぐに帰ってしまわれたので、おそらく気付いていなかったでしょう。

私はすぐにCDを買い、列の一番後ろに並びました。

サインを求めた人の数はおそらく200人以上いたのではないかと思います。きっと窈ちゃんも大変だったのではないかと思います。

サインとともにハイタッチをしてくれていたのですが、並んでいる途中、係の人が来て、1人1人にウェットティッシュを配っていました。ハイタッチをした時に窈ちゃんの手を汚さないようにとの気遣いのようでした。とても決めが細かいですね。

順番はほぼ最後の方だったのですが、私の前に3人の日本人がいました。しかし私は話しかける気も起きなかったので黙っていました。

それから少しして、係の女の子が少しでもアンケートをたくさん集めようとして、並んで待っている人に記入を促していました。

アンケートは当然、中国語で書かれていますので、大半の日本人には読めません。

前にいた3人はそのことにボヤき、女の子にグチを日本語でブツブツと言っていました。日本語で書いてくれなきゃ困るよね、と。

はっきりと言いますが、あなたたちは日本人の恥です。

「郷に入りては郷に従え」ということわざを知らないということはないでしょうが、外国に来たら、できるだけその国の言葉を話そうと努力するのが当然です。

中国語が分からなければ、「分からなくてすみません」ということを態度で示すべきです。

私は仕事で色々な国の人と接する機会がありますが、日本に来て、自国の言葉でまくしたてる人などいません。

係の女の子は大学生くらいの若い女の子でしたが、とてもみっともないと思いました。金輪際、外国には行かないことをおすすめします。

私は自分を指さして「リーベンレン(=日本人)と一言言いましたが、その子は笑っていました。意味はちゃんと通じていたようです。

「シェシェ」は言うまでもありませんが、最低限の言葉は覚えておきませんと見苦しいことこの上ありません。


そして自分の順番が来ました。

窈ちゃんには信子(画像のストラップ。窈ちゃんの愛犬がモチーフです)を見せて「かわいいですよね」と言ったところ「わあー信子、ありがとうございます!」と言ってくれました。これは本当にうれしかったです。

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私はファン歴5年目なので、ファンクラブイベントなどの機会でこれまでも何度かこのくらいの距離で接する機会がありましたが、ちゃんと言葉を交わしたのはこれが初めてでした。

話す時間はわずかでしたが(監視が厳しいので・・・)、感無量な一日となりました。

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