9月3日(水)
16時00分~16時30分
バーナム市長及びクレイグ議長表敬訪問
バーナム市長及びクレイグ議長から、これまで2回の大阪市訪問やジャパンウィークへの参加に対する謝辞、姉妹都市提携することへの期待などをお話しいただく。
バーナム市長から「今回の姉妹都市提携をご自身の市長在任期間中のハイライトの一つになるであろう」と、わたしからは「万博のレガシーの中で最も重要なものの一つになる」とコメント。姉妹都市提携に向けた両都市の意気込みを確認。
9月4日(木)
8時 30分〜11時00分
ビジネスセミナー
GMの大阪・日本との協業に関心がある企業等約 90名の参加を得て大阪の強みや今後
GMと連携したいことをアピール。
大阪側としてパナソニック、伊藤忠商事、川崎重工業、サントリー、ジャトー、カワテックに、GM側からも大阪企業との連携を希望する企業や団体に登壇いただき今後の経済連携について相互理解を深める。
鈴木在英国大使やブライス在大阪英国総領事にもかけつけていただき両都市の交流への期待を述べていただき感謝。
11時20分~11時45分
ジャパンウィークブース視察
ジャパンウィークの一環として、日本をPRするブースを出展。
大阪・関西万博をアピールするとともに英国パビリオンとオンラインでつなぎデービットソン英国政府代表と英国パビリオンの魅力等について意見交換。
14時00分~15時30分
マンチェスター・メトロポリタン大学視察
5日に大阪公立大学と 意向確認書を締結したマンチェスター・メトロポリタン大学の、スポーツ研究所と燃料電池研究センターを視察。
スポーツ研究所では、大企業と連携しながら最先端技術を活用し、エリート選手のパフォーマンスを高めるとともに、一般人の慢性病や高齢者の健康寿命延伸などの研究を行っていた。
燃料電池研究センターでは、今後脱炭素化に向けて重要な役割を果たす燃料電池の一般家庭等での実用化に向け、様々な素材を活用し最先端の実験に取り組んでいた。
15時30分~16時30分
スタートアップ企業とのラウンドテーブル
ヘルスケアを中心に、今後日本市場への展開を希望する 11社のスタートアップ企業との意見交換を行った。
各社とも日本との具体的な連携についてイメージを持っており、中には大阪に近い将来渡航予定のあるスタートアップ企業も複数あった。
大阪での連携可能性を紹介するとともに、来阪された際には担当部署への紹介など連携する旨約束。
9月5日(金)
時間 10:00〜12:15
GEIC(グラフェンエ学イノベーションセンター) inマンチェスター大学
マンチェスター大学にあるグラフェン及びその他の2次元材料の応用の迅速な開発とスケールアップに持化した研究施設。
グラフェンとは炭素原子が蜂の果のような六角形に結びついている原子1個分の厚さのシートでありダイヤモンド並みの強度を持ちなから柔欺に折り曲げることができる。
また銀より高い電気伝導率と、銅の10倍の熱伝導率を持つ。
化学的性や耐熱性の高さからシリコンや貴金属の代替品として注目されておりトランジスタやセンサーなどへの応用に適している。
GEIC は新しいグラフェン技術の開発と商業化の促進のため、①複合材料、②エネルギー、③膜、④インクの調合及びコーティング、⑤グラフェンの生産、⑥建築材料、計測と特性評価の7つの応用領域に焦点を当てている。
産業界主導のイノベーションセンターとして産業界のパートナーとの協力により市場への展開に向けた新しいコンセプトの作成、テスト、最適化を行い、スケールアップやサプライチェーン統合に必要なプロセスを提供することを目的としている。
同じくマンチェスター大学にあるNGI(National Graphene Institute)とともに、グラフェンに関する専門知識とインフラ基盤を提供することで、グラフェン研究と商業化におけるマンチェスターの世界的な地位を高めている。
大阪公立大学の方々とご一緒し運営面の特性について共有。研究開発、製品化をシームレスに続けていくための資金確保面について、柔軟に対応するための制度の必要性を感じる。
11:15
「ユニットM」
マンチェスター大学のイノベーションユニット。マンチェスター大学が 2024年10月に新たに立ち上げたイノベーション推進の専門機能。地域のイノベーション・エコシステムの架け橋となり、包括的な成長を支える。
主な役割と目的として
1.イノベーションの包括化推進
大学の研究開発力や人材、資源を「万人のため」に活用し、スタートアップ・中小企業や産業界との連携を通じて、地域経済の創出・活性化。
2.スタートアップやスケールアップ企業向けに加速支援プログラムや投資ネットワークを整備し、起業支援のプラットフォームを形成。
大学がイノベーション拠点として地域社会・経済で担う役割について再確認するとともに、GEIC同様に大学や関係機関がより積極的に施策展開できるための大阪におけるボトルネックの解消、サポート強化について新たな取り組みを目指したい。
時間 13:30 15:00
BLOOM&OSK 公演
ブルームはハレ管弦楽団のメンバーも参加するパフォーマンス。150年以上前にマンチェスターを訪れた日本人留学生の不安や希望を表現。姉妹都市締結のためにマンチェスター側が企画してくれた文化的プログラム。万博会場でもご披露頂いたがこの度マンチェスターにて拝見。改めて素晴らしいパフォーマンスに感謝と敬意。
大阪からはOSKの特別公演。選りすぐりのメンバーが歌とダンスで会場はスタンディングオベーション。在英の日本人の方々が涙を流されてたのも印象的でした。
15:00〜16:00
シャパンウィーク
オープニングフェスティバル
16:30〜17:30
姉妹都市提携調印式
マンチェスター・メトロポリタン大学
アンディバーナム市長は英国政界でも大変人気だが、何より市民の皆さんからの人気が非常に高い。聡明で強いリーダーシップと、ユーモアに溢れいつも周囲を気にしてくれる姿は政治家として理想そのもの。
2021の環境施策MOUから始まり、文化面、経済面、また大学研究面でも連携が加速する。市民レベルで具体の利益を双方にもたらし成長する経済都市をともに加速させていきたい。
約束のたこ焼きパーティー。オタフクソースさんがパリから駆けつけてバーナム市長に素材を提供頂きました。たこは買えなかったけど皆さん大喜びで楽しんでらした。
時間
18:30〜20:30
ジャパンウィーク50回記念パーティー
ミッドランドホテル
いま帰国中!ヘルシンキ空港にてトランジット。取り急ぎメモ!