今回の衆院選では多くの議席を頂き、支えて頂いた皆様に心から感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。
なお今回のハイライトは10/30難波高島屋最後の演説会場に司会として向かう途中、高槻インターで間違って新名神高速に乗ってしまい、演説会開始の3分前にギリギリ滑り込んだことです。あっぶねぇ。
今日は11月8日、いい歯の日らしいですね。
いましがた歯医者さんで親知らずを抜歯してきました。なんか口の中が気持ち悪いですが虫歯で真っ黒だったので抜けてよかったです。
さて衆院選を終え、つぎに向けた個人的意見です。
次の統一地方選挙2023までが維新拡張の第二ステップと感じます。
今回各地方で誕生した国会議員を軸に2023の統一地方選挙でどれだけ地方議員を誕生させることができるか。
国会議員だけ活動していても日頃の活動に限界があります。小学校区単位で開催される行事に顔を出して住民の皆様の陳情ごとを日々取り組みながら、また選挙の時には手足となり活動するメンバーを全国で増やすこと。それを通して実績を積み上げながら首長選挙や国政選挙に挑んでいく、これが次のステージに踏み込めるか否かのステップと考えます。
地方議員誕生には戦略的に進めるべきでしょう。限られた資源を有効に投入していく。たとえばですがTwitter上でデータを元にさまざまな考察をしているバレットさんの資料を拝借すると
データを元に維新支持層の多いと考えられる地域を都道府県、市町村、地域ごとのデータとして詳細にマッピングすることも可能です。
(なお上記データは過去の一部データの一例であり今回の衆院選とは関係ありません)
こういった形で全国に維新浸透の可能性の高いエリアにすぐにでも地方議員の公募を始める。2023まで時間的猶予はありません。
公募にあたってはサイトなどでどの自治体の募集を始めるのか、都道府県支部ごとに明確に記載しておくと分かりやすいですね。
また日本維新のサイトに公募中の全自治体及び各級議員のページを作成するのも応募をスムーズにする面でいいかもしれません。
地方議員については基本的に「その議会で第一会派を目指す」ことを大前提に公募を進めていくべきです。
そうでなければたとえば20人の定数で一人の維新議員が誕生して、その議員が「維新票はこれ以上伸びず共倒れする」とか言いながらそれ以上の維新候補擁立を阻害するリスクがあります。
なので維新の地方議員戦略は基本的に「第一会派を目指す」ことを大前提に公募を進めること。これを事前に立候補する全ての人に念頭においてもらうこと。
擁立にあたっては基本的に各支部、小学校区で分けているケースが多い。そして擁立する人数が増えるとその担当小学校区を編成するイメージですね。
2023統一地方選挙に向けて
・戦略重点自治体をピックアップする
・分かりやすい公募サイトを立ち上げる
・公募、公認にあたっては長期的戦略を共有する
2023統一地方選挙戦略チームみたいなのを党内で立ち上げるのもアリですね。
これらの戦いを経て全国で足腰を鍛えつつ都道府県議会、国会議員議員輩出に繋げていくことが重要と感じます。
大阪においても然り。
2023統一地方選挙を目指して戦略を進めています。
2023統一地方選挙において重要なことは2025及び2030年問題、いわゆる人口減少や少子化高齢化などによる社会問題にどう向き合うか。
都構想に代わり「2030大阪の設計図」のようなものを提示して自治体の在り方を出来るだけ具体的かつ戦略的に提示しようと考えてます。
これはトップダウンでは精緻なものはできませんので、各市町村議員より提案を受けつつ夢物語ではない現実的なプランを考えていきたいと思ってます。
そして各自治体でそれを進めていくためにも第一会派及び首長選挙に臨み、大阪全体で人口減少社会に立ち向かっていく強く優しい政治行政を目指していく。
2023統一地方選挙への戦いは既に始まっています。
各議員がそれぞれ重点的に取り組んでいる地元の課題や社会問題などに加えて、自治体の最適規模はいかに、事務事業の都道府県間連携の可能性はいかに、2030に向けて強い自治体経営はいかに、といった自治体経営に対して現状・課題および提案を持っておく必要があります。
時間は全然足りません。他の政党の1.5倍、2倍は働かないと党勢拡大、政党の長期的維持拡大など夢のまた夢です。
なお活動を通して地方議員、首長、国会議員、支部メンバーなど揉め事は山ほどあります。もうね、山ほどあるよそりゃ。だって人間だもの。みつを。
自民党だって支部ごとにいかつい喧嘩してる支部だって山ほどあるでしょう。でもそれをも飲み込んで自民党というモンスターがいまなお力強く動いています。
些細な諍いについて今後も本党は抱えていくでしょうけど、本気で長期的に党勢拡大するつもりなら清濁あわせ飲みながらそれでも維新の軸たる政策を肝に命じて乗り越えていく覚悟が必要です。所属議員ひとりひとりが。
人口減少社会に、一人も取り残さない。
放っておけば消えていく小さな命に一つでも多くの光をあてる。未来に向けて少しでも多くの行政サービスを届けるために政策議論を長期的に戦うのであって、政治ゲームをしているのではない。
自民党という巨大与党、歴史を重ねて重く肥大化した政党に対して、しがらみのない愚直な政策議論で臨んでいく、国民もそういう政党を臨んでいます。かといって空中戦だけのひ弱な政党では吹き飛んでしまいます。
2023統一地方選挙に向けて、維新の看板を背負うそれぞれが覚悟を決めて政策議論に臨んでいく。リサーチと提案。そして地元活動を徹底する。
わたしもまた一所属議員として決意あらたに臨みます。