第 11 回大阪府新型コロナウイルス感染症対策協議会の概要について
議題1: 病床確保計画改定(案)について(協議事項)
○フェーズ毎の確保病床数及びフェーズ切替の移行基準見直しと、災害級非常事態に備えた目標数設定
■重症病床
フェーズ1:90床
フェーズ2:160床
フェーズ3:250床
非常事態(フェーズ4) 350床
災害級非常事態 500床(目標)
※非常事態(フェーズ4)は、第四波で一般医療を制限の上確保した病床数 365 床と同程度数を設定。
※災害級非常事態は、第四波と同程度か、それ以上に感染者が急増した場合の目標数を設定。
■軽症中等症
フェーズ1: 1,000床
フェーズ2: 1,700床
フェーズ3: 2,000床
フェーズ4: 2,350床
災害級非常事態 3,000床(目標)
○宿泊療養施設確保計画
フェーズ1: 800室
フェーズ2: 1,600室
フェーズ3: 2,400室
フェーズ4: 4,000室
議題2: 今後の感染拡大に備えた医療提供体制整備について(協議事項)
○対応方針1 医療機能分化の推進
・重症化リスクの高い中等症患者に対応する「中等症・重症一体型病院」を新たに設定 等
○対応方針2 感染者急増時(災害級非常事態)に備えた更なる病床確保
・「許可病床数(一般)の一定の割合」に応じた病床確保を要請 等
○対応方針3 転院・退院の支援の強化
・「転退院サポートセンター」(仮称)の設置 等
○対応方針4 入院患者待機ステーションの設置にかかる支援
○対応方針5 宿泊療養における対応の充実・強化
・入院を要しない陽性者は、原則、宿泊療養とする療養体制の強化及び症状急変時の健康観察体制等 の充実・強化
○対応方針6 自宅療養者・入院調整中患者への対応の充実・強化
・自宅療養者等の急増に対応するため、健康観察体制等を確保・充実
議題3: 変異株スクリーニング検査等について(報告事項)
○変異株スクリーニングとゲノム解析体制の強化について
・現在整備している体制を活かし、40%の実施率を目標に L452R 変異株スクリーニングを実施。 新たにゲノム解析体制を構築し、デルタ株等や新規変異株を監視。
○高齢者施設等の従事者への定期検査について
・7月以降も継続。通所系事業所にも拡大。(政令市・中核市にも同様の要請)
※終期は高齢者に対する新型コロナワクチン接種の進捗等を踏まえ判断 今後、医療機関や関係者等と調整のうえ、上記取組みをすすめ、引き続き、医療提供体制の充実に努めてまいります。
(大阪府ホームページ)
大阪府新型コロナウイルス感染症対策協議会
https://www.pref.osaka.lg.jp/iryo/2019ncov/cov_kyogikai_11.html