府議会二月定例会閉会。
予算案など議決。維新提出の教育無償化条例も可決しました。
事務作業後は街宣車で区内を回りましたが、街頭演説してる時がやはり一番落ち着きます。なんか家に帰ってきた感じ。
デスクワークや会議、調整事務ばかりでは府民の皆様の反応から離れてしまうことが多く不安になります。
街頭演説では応援いただくお声もたくさん頂きますが、それでも殆どの方が反応してくれることはありません。
しかし、それが自分の立ち位置であることを改めて感じさせてくれます。みんな忙しくて政治どころじゃない。
といいつつよく見ると、実は発言内容を聞いてくださってたり、足を止めて聞いて下さってる方もちらほらいらっしゃいます。やはり発言に責任が伴うことも痛感。
8年が経ちました。
自分がなぜいまの立場に居るのか。
お叱りを頂くことも多いです。近い方から批判されることもしばしばあります。その都度つらい思いをしつつも、それでも私は本当に多くの有権者から付託を頂きいまの立場があります。
多くの「声なき声」を常に感じながら、維新の議員として有権者の皆様から付託を頂いた立場を忘れずに、原点である大都市制度議論を前に進めていきます。
もっと早く大阪の二重行政が解消されていて、もっと早く大阪の成長が実現できていたなら。
光のあたらなかった人たちにも光があたっていたかもしれない。救えなかった小さい命も救えたかもしれない。
何千億円、何兆円という単位で非効率な税の投資、莫大な税金のロスを発生させ続けた府市の二重行政のリスクは、二度と発生させてなりません。
今年度予算では前年度当初予算比で663億円の税収増。年間663億円の増収です。成長し財源を確保すれば、それだけ教育、福祉、医療、防災、住民サービスを徹底して拡充できます。
府市の意思決定の一元化。成長を続け税収を確保し行政サービス拡充。知事・市長の話し合いで奇跡的に広域一元化されている現状ですが、大阪の可能性はまだまだこんなものではありません。
この流れを止めないためにも、未来を生きる子供らが成長の果実を受け取るためにも、大阪は広域行政の一元化と地域行政の拡充を果たす「大都市制度改革」が必要です。
本当に大変な議論であることは十分認識しています。「身内で意見が分かれてギクシャクするわ」というお声も頂きます。
しかし大都市制度議論は放置すれば30年後も50年後も100年後も、大阪は二重行政のリスクと向き合わなければなりません。
そしてその時代を生きる子どもたちがいます。
100年後の子供たちにも、成長の果実を届けていくことこそ今を生きる私たちの責務だと考えてます。
知事市長選挙、統一地方選挙を迎えます。
悔いのないよう、全力で施策提案、問題提起して参ります。