さきほど京都3区選対から帰りました。いよいよ本番、最後までがんばります。

先月のドイツ総領事訪問についてご報告できていなかったため記載します。

ドイツ総領事はインゴ・カールステン総領事。

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入ってすぐ大きなコンクリートの塊。

そう、ベルリンの壁の一部です。

東西ドイツを隔てていた、私はテレビでしか見たことはないですが、その壁の一部が保存されていました。

改めて見て、歴史を思い、その迫力に背筋が凍りそうになりました。


さて、総領事からは大阪とドイツでもっと経済のつながり、特に医療技術や環境技術での繋がりが強化できないか、とのご提案がありました。

最先端医療はもちろんのこと、原発から脱却し、環境技術に力を入れているドイツです。見習うべき点が多い。

またメッセの活用についてもご提案がありました。

国際見本市。

ドイツはハノーバーに世界一の展示場面積をもつ国際展示場があります。

メッセカレンダーというものが存在し、常にどこでなんのメッセが開催されているのか、知ることができるようです。

大阪にはインテックス大阪と国際会議場がありますが、総領事は大阪にメッセ会場があることさえご存知ありませんでした。

以前ブログにも取り上げましたが、日本のメッセ戦略は本当に弱い。

一度の展示会で数十億円の経済効果があるものの、見本市文化が根付いていません。

日本で最大のメッセ会場は東京ビックサイト。

それでも世界で68位の展示場面積。

シンガポールや中国に突き放されています。

インテックス大阪などは展示場面積においても世界と戦えるレベルにありません。アクセスも悪い。

統合型リゾートを進めたい点はここにもあります。

大規模な、すくなくともアジアでは最大の国際展示場を持つことで、世界から経済流れを呼び込み、そして日本の技術を直接売り込む。

大阪の世界に誇れる技術を直接売り込む大きなチャンスです。

目先ではまずインテックス大阪のアクセス改善。少なくともターミナル駅からのバス増便。

改めてメッセや国際会議の重要性に気づきました。


総領事とは引き続きコミュニケーションを取らせてもらうことを了承頂き、これからも世界の情勢をみながら大阪の経済底上げの一手が打てるよう協議を続けていきます。